北楡会

2007年北楡会母校交流会報告

2007年10月18日、快晴の札幌にて母校北大と北楡会の交流会を開催しました。母校の先生、学生の皆様に加え、北楡会会員のOBも道内外から多数集まり盛会となりました。母校交流会は毎年秋、紅葉の美しい季節に母校で開催します。次回はさらに多くの方の参加をお願いします。(下写真は当日、農場から撮影した情報科学研究科棟(中央)とポプラ並木)

日時: 2007年10月18日(木) 14:00~
場所: 北海道大学 情報科学研究棟

1.講演会 14:00~15:00

(1)

世界トップレベルの教育研究拠点を目指して
「情報、電気、電子」分野における北大の取組

  小柴正則 情報科学研究科長
  有村博紀 教授

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小柴研究科長より、平成19年から始まった世界最高水準、国際競争力ある教育研究拠点の形成を支援する国家的プロジェクト、グローバルCOEプログラム*1の紹介と北大情報科学研究科の取り組みを説明していただきました。従来のCOEより厳しい審査の中、情報電気電子分野で北大の有村先生が採択され、さらに重点拠点に選ばれて責任が増したとの報告がありました。

続いて、有村先生からグローバルCOEに採択された「知の創出を支える次世代IT基盤拠点」*2の説明をいただきました。実世界と情報世界に大量に蓄積しつつあるデータから知識を創出するために、北大が競争優位な広い分野(情報、メディア、バイオ、ナノ)での研究実績と次代を担う若い研究者を中心にした研究体制を組み、研究と人材育成の両面から世界的に競争力のある拠点を作るという内容です。広い研究分野を誇る北大の強みと若い力を組み合わせた意欲的な計画でした。質疑応答で「(ノーベル賞のような)世界的な賞はとれそうか」との質問も出ました。研究及び人材育成の両面で大きな成果が十分可能という大きな期待の表れだと感じました。

*1 グローバルCOEプログラム http://www.jsps.go.jp/j-globalcoe/index.html
*2 北大情報科学研究科のグローバルCOEプログラム「知の創出を支える次世代IT基盤拠点」のWebページ http://www.gcoe.ist.hokudai.ac.jp/


(2)「生きた市場システムと通信事業者の戦略」
   北海道総合通信網株式会社 ネットワークソリューション部 馬場聡部長*1

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北海道総合通信網株式会社 HOTnet*1の紹介、S59電気通信事業が開放以降のネットワークの動向、最近のWeb2.0、CGM、ロングテールといった動向を踏まえ、その中で通信事業者がどのように基盤技術とその上のサービスを戦略的に結び付けていくかというお話をいただきました。


*1 馬場様のブログ http://www.hotnet.co.jp/lounge/staff/index.html
*2 北海道総合通信網株式会社のWebページ http://www.hotnet.co.jp/

2.ポスター展示 15:00~16:00

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大学院各研究室による研究内容の展示、学生による研究内容の説明があり、参加者との熱心な質疑応答がありました。よく知っている研究室でも、まだ知らない新しい研究テーマについて説明を受けることができたり、思わぬ研究室で業務と関連する研究を行っていることが分かり大変に参考になりました。


3.研究室見学会 16:15~17:15

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北楡会、北海道北楡会からの参加者が6班に分かれ、それぞれ学内の6研究室の中から2研究室を訪問し、最近の研究活動について説明を受けました。今年は、研究棟の広いスペースを利用した実験の紹介(写真右上)や、参加者が研究を聞くだけでなく、研究を体感できるような工夫があり(写真右下)大変有益でした。各研究室では、教授から学生の皆様まで、多くの人に対応していただき、本当にありがとうございました。


4.会 17:15~17:50

意見交換会の司会
教育担当教授の話を聞く出席者
企業側の意見提案
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冒頭、小柴研究科長から「研究と教育の評価書の質を上げるため、卒業生に対する評価を同窓生にも協力いただきたい」との提言があり、大学側、同窓の企業側出席者から多くの意見が出ました。大学での人材育成、卒業生の評価の観点での主な意見は下記のとおりです。

  • 大学では実際的に細かくやってほしい。論文を書く、発表をするというところをしっかりやっていただければ良い。
  • 粘り強い。こつこつやって音をあげない。伸び方が遅れて伸びてくるという人が多い。入社してめだたない人が多くてプレゼンがもうちょっとという人が多いが、5~6年たって伸びてくる人が多い。他の大学と見劣りはしない。
  • 海外と比べると、入学受験が終わって研究に没頭。アメリカは大学院でも授業があって、しぼられる。日本は大学に入ってからのんびりしてしまうのか。
  • 技術がキーとなる分野で活躍している人がいっぱいいる。外交能力がある人が少ない。
  • 自己PR、面接下手。私立ではうまい人がいる。面接の前に練習していただきたい。
  • コンセプチュアルでなくて実務的なことが得意。
  • 全体を元気づけるようなノーベル賞のようなものを目指してほしい。
11月に東京で開催される北楡会総会や、北楡会のWebページを使ってさらにフィードバックを得ることにしました。本件に関してご意見のある方は、下記アドレスへ電子メールを送っていただきたく。
hokuyu-kai@www.ist.hokudai.ac.jp


5.懇親会 18:00~19:30

ファカルティハウス・エンレイソウに場所を移し、立食パーティ形式で懇談しました。懇親会だけ出席のOB、学生も多く参加し、歓談、最後は学生代表の前口上に続いて参加者全員によって都ぞ弥生を高唱し散会しました。

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北楡会母校交流会は、卒業生が母校に集まるという他の大学では類を見ない催しです。母校の最新状況を知るとともに、企業側から大学へフィードバックをかける貴重な機会にもなっています。北楡会の皆さん、ぜひ、2008年秋には母校札幌の地でお会いしましょう。
当日の情報科学研究棟
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紅葉が美しい構内
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(北楡会常任幹事 居駒記)

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