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北楡会

2012年北楡会母校交流会報告

2012年10月5日、例年よりも暖かい陽気の札幌にて北大情報科学研究科と北楡会の交流会を開催しました。先生、学生の皆様に加え、今年から全学のホームカミングデーの一環として開かれたため、北楡会会員のOBも道内外から多数集まり盛会となりました。今年は、11月16日(金)に北楡会総会・懇親会が東京で開催予定です。参加申し込み受付中ですので出席御検討下さい。母校交流会は毎年秋、紅葉の美しい季節に札幌で開催します。来年はさらに多くの方の参加をお願いします。

日時: 2012年10月5日(金) 13:30~  場所: 北海道大学 情報科学研究科棟

1.開会の挨拶 13:30~13:45

 北大大学院情報科学研究科

 栗原研究科長

 北楡会

 高島会長
 松谷幹事長


2.講演会 13:45~15:00

(1)

『世界トップレベルの教育研究拠点を目指して』  ~グローバルCOEプログラム 総括報告~
北海道大学大学院情報科学研究科  有村博紀教授、末岡和久教授

有村先生からは、GCOE立ち上げの経緯、採択通知、文科省ヒアリングから5年間の成果の説明がありました。この5年間で、博士後期課程の在籍者数増、学位授与者数増、特別研究員数増という研究者育成の成果とともに、異分野共同研究として、新種発見ROVプロジェクト(渡邊教授)、FPGA超高速検索プロジェクト(宮永教授)、JST ERATOプロジェクト 最先端アルゴリズムの研究(*1 湊教授)などで、600件を超える学術論文を創出といった成果が得られたとの報告がありました。他大学にはない活動として、北楡会の協力を得たシンポジウムで学生指導等も実施されたとのことです。

末岡先生からは、GCOEを通じての博士後期課程学生に対する支援やグローバル対応の各種取り組みについて説明をいただきました。博士後期課程学生への経済支援や、国際会議派遣支援プログラムへの派遣はGCOEを通じて拡大しましたが、終了後も自主財源で継続するとのこと。海外拠点への派遣支援、学生による企画セミナー、海外での学生国際シンポジウム、産学協同国内シンポジウムなど、多くの成果の説明をいただきました。後継の競争的研究資金プログラムで北大情報科学研究科が採択され、今回の取り組みが発展的に継承されることをOBとしても願いたいと思います。

*1 ERATO湊離散構造処理系プロジェクトのWebページ
http://www-erato.ist.hokudai.ac.jp/
800万ビューの大ヒットになったというYouTube 「フカシギの数え方」おねえさんといっしょは、以下のURLです。 http://www.youtube.com/watch?v=Q4gTV4r0zRs

(2)

『スマートライフの実現に向けて ~ドコモR&Dの取り組み~ 』
株式会社NTTドコモ  歌野孝法常勤監査役

NTTドコモの歌野常勤監査役から、これからの移動通信市場の動向とNTTドコモの取り組みの紹介をいただきました。

移動通信市場の現状は、契約数ベースでは、世界全体で54億で、アジア、アフリカで急増、ブロードバンド普及率が増えてきている。日本は、3G、モバイルインターネットで世界をリード、データ通信売上比率でもリードしており、スマートフォンの出荷台数比率が50%を超える状況ということです。

これからの移動通信市場に対するドコモのプランはモバイルを核とした総合サービス企業へ発展することで、2015年に、売上4兆円に、総合サービスで1兆円を加える目標。これを実現するためのR&Dの取り組み、多様なスマホ、タブレットラインアップ、増加するネットワークトラフィックへの対応、クロッシー(LTE)などによる基盤強化だけでなく、今後は、メール翻訳、通訳電話等々のサービスを行うドコモクラウドなど、様々な産業・サービスとの融合を図っていくという御説明がありました。

ハードウェアからサービスまでのさまざまな分野での取り組みは、北大情報科学研究科の研究範囲とも重なる部分が多いと感じました。


3.ポスター展示 15:00~16:00

大学院各研究室による研究内容の展示、学生による研究内容の説明がありました。OB参加者の投票による優秀プレゼンテーションの表彰の影響か、学生と参加者との熱心な質疑応答がありました。


4.研究室見学会 16:00~17:15

北楡会、北海道北楡会からの参加者が6班に分かれ、それぞれ学内の6研究室の中から2研究室を訪問し、最近の研究活動について説明を受けました。各研究室では、教授から学生の皆様まで、多くの人から熱心に研究室の説明をしていただき、本当にありがとうございました。


5.意見交換会 17:15~17:45

和気藹々の意見交換会の様子

北楡会の加藤幹事から、文科省の「グローバル人材育成拠点」の一つに北大が選ばれたこと、秋入学対応等、大学の学生のグローバル化についての提議があり、大学側、企業側から活発な意見交換がありました。企業側では事業の多くがグローバル中心になっており、大学に求めるものも単に英語力向上だけでない、グローバルに活躍できる人材の育成になっています。今後の産学連携の重要な検討課題になる可能性があると感じました。


6.懇親会 18:00~19:30

ファカルティハウス・エンレイソウに場所を移し、立食パーティ形式で懇談しました。ポスターセションの最優秀に選ばれた学生が懇親会場に現れないというハプニングで、ご指導の小柴正則教授が急遽学生の代理として表彰をうけ大喝采を受けました。大学側のご配慮で、昔ながらのバンカラ姿の応援団員2名が懇親会から特別出演してくださり女性OBにも大人気でした。参加者全員による都ぞ弥生の高唱で、本年度の母校交流会は厳かに締め括られました。


北楡会母校交流会は、卒業生が母校に集まるという他の大学では類を見ない催しです。母校の最新状況を知るとともに、卒業生側から大学へフィードバックをかける貴重な機会にもなっています。北楡会の皆さん、ぜひ、2013年秋には母校札幌の地でお会いしましょう。(下の写真は母校交流会の当日、お色直し中の情報科学研究棟と、翌日に札幌近郊で撮った美しい虹です)

(北楡会常任幹事 居駒記)

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