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北楡会

2015年北楡会母校交流会報告

2015年9月25日、好天の札幌にて北大情報科学研究科と北楡会の交流会を開催しました。昨年同様、全学のホームカミングデーの一環として開催し、さらに講演およびポスター展示は工学部イノベーションフォーラムと合同開催を行いました。このため、道内外の北楡会会員とともに、工学部関連の方も多く出席し盛会となりました。母校交流会は毎年秋、絶好の季節に札幌で開催します。来年はさらに多くの方の参加をお願いします。

日時: 2015年9月25日(金) 13:30~  場所: 北海道大学 情報科学研究科棟

1.開会の挨拶 13:30~13:45

 北大大学院情報科学研究科

 宮永喜一研究科長

 北楡会

 伊藤明男会長

 北大工学系連携推進部長

 増田隆夫教授


2.講演会 13:45~14:45

(1)

『エネルギーの高度利用技術とスマートエネルギーネットワーク社会
~期待が高まる工学および情報科学の役割~』
北海道ガス(株) スマートエネルギー推進部  栗田哲也 部長

日本のエネルギー政策の動向と、北ガス殿の取組みについて講演をいただいた。経産省から2030年までに長期エネルギー需給13%削減、CO2排出量26%削減の見通しが出ており、この達成のためには単なる省エネだけでなくエネルギーの高度利用技術が必要で、エネルギーのコジェネレーション、エネルギーマネージメントの概念が重要になってきている。北ガス殿では情報通信技術を駆使してお客様の各種データを取得、蓄積、解析し、大きなCO2排出削減の効果を上げているとの報告をいただいた。単なる情報機器活用によるエネルギー削減だけでなく、さまざまなデータの解析によるマクロ的なエネルギー削減の話は非常に興味深く、情報通信を専門とする大学、企業の出席者にとっても大変有益なご講演だった。


(2)

『電子と光の情報を結ぶ; 量子ドットが拓く未来の光電情報変換』
北海道大学大学院情報科学研究科情報エレクトロニクス専攻
  村山 明宏 教授

電子情報処理と光通信を結ぶ光電情報変換が重要になっている。省エネルギー効果の高い不揮発性メモリとして、待機電力なしに情報が保持できるスピン状態を利用したスピントロニクスを活用する技術が注目されている。消費電力を大きく減らすために量子ドットが有用で、これをバイオミネラリゼーションという手法を応用した「トップダウンナノテクノロジーで作る新しい量子ドット」の研究と、量子ドットを用いた光電スピン情報変換を目指した研究のご紹介をいただいた。報告者は全くの門外漢であるが、タンパク質、大腸菌といった有機物、生物までを活用して画期的な素子を創生しようという研究は非常に興味深く聞くことができた。


3.ポスター展示 14:45~16:15

大学院各研究室による研究内容の展示、学生による研究内容の説明がありました。本年は、情報科学研究科、工学部から多くのポスター展示があり、学生と参加者との熱心な質疑応答がありました。


4.研究室見学会 16:15~17:30

北楡会、北海道北楡会からの参加者が6班に分かれ、それぞれ学内の6研究室の中から2研究室を訪問し、最近の研究活動について説明を受けました。各研究室では、教授から学生の皆様まで、多くの人から熱心に研究室の説明をしていただき、本当にありがとうございました。


5.意見交換会 17:30~17:45

多くの参加者が集まりました

北楡会の長瀬顧問の司会により、今年度から変更になった就職活動に関して大学~同窓会で活発な意見交換があった。「大学生は学業を優先すべし」という政府要請に応える形で、今年から就職活動の時期が従来よりも三か月後ろ倒しとなった。大学側からは、実質的に就職活動の期間が長期化し、先生側の負荷も増大してしまうというご意見、企業側からも、採用活動期間の長期化等の課題が提起された。


6.懇親会 18:00~19:30

工学部食堂に場所を移し、立食パーティ形式で懇談しました。冒頭に宮永研究科長よりご挨拶および乾杯のご発声を頂きました。昨年同様に、各位のお話を頂戴しながら、ポスター発表の表彰、受賞者の発言等、和やかに会が進行、北大応援団、北大応援吹奏団の皆さんとも歓談できました。最後は応援団員の導きにより参加者全員が都ぞ弥生を高唱し、本年度の母校交流会は厳かに締め括られました。


北楡会母校交流会は、卒業生が母校に集まるという他の大学では類を見ない催しです。母校の最新状況を知るとともに、卒業生側から大学へフィードバックをかける貴重な機会にもなっています。北楡会の皆さん、ぜひ、2016年秋には母校札幌の地でお会いしましょう。(下の写真は母校交流会当日の北大構内の風景です。)

(北楡会常任幹事 居駒記)

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