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「人との交流,人のための研究」

写真:丸山 翼さん

システム情報科学専攻 システム創成学講座
ディジタル幾何処理工学研究室 博士課程1年

丸山 翼(北海道士別市出身、2012年度入学)

ディジタル幾何処理工学研究室では,3次元計測技術を活用したリバースエンジニアリングに関する研究を主に行っています.その中で私は,デジタルヒューマンモデルと呼ばれる人間のモデルを用いて,建物とその周辺環境の利用しやすさを評価する研究をしています(図1).高齢化が進む近年では,高齢者に対する環境の利用しやすさを担保することが重要です.そこで私の研究でも,高齢者や様々な障害を持った方々の人間のモデルを導入し,人に対して安全で利用しやすい環境の実現を支援する技術の開発を目指しています.最終的に研究は何らかの形で社会に貢献しなければならないため,いわゆる象牙の塔にこもらないように,週1回のゼミや国内外学会・専門委員会等を活用し,指導教員・他大学の先生・企業の方との交流・議論を行いつつ,日々研究に励んでいます.

我々の専攻・研究室は,毎年国内外の大学・高専から多くのインターンシップ生を受け入れています(図2).海外インターン生との交流を通じて,研究室の学生は英語のコミュニケーションを実践的に学ぶことができ,また,自分たちの強みや弱みを客観的に見直すことができます.このように,国内にいながら実践的な国際交流ができるのが我々の専攻・研究室の大きな魅力です.勿論,私たちが海外大学にインターンシップとして行くこともでき,実際,私も修士2年次にオランダのデルフト工科大学に3か月程インターンシップを行い,様々なことを学びました (図3).

このように,研究活動というと一人で黙々と行うイメージがありますが,実際には教員・学生・企業の方等との議論や交流が欠かせません.私は元々内向的な性格ですので,自分のやるべき事・やりたい事を実現するためにも,元々の性格を変えない程度に外向的な力を身に着けようとしている最中です.我々の専攻・研究室には,そのための環境や支援制度が整っており,それもまた魅力的な点です.

図1:シミュレーションによる環境の評価
図1:シミュレーションによる環境の評価
図2:インターンシップ報告会(北大)
図3:オランダでのインターンシップ
図2:インターンシップ報告会(北大)
図3:オランダでのインターンシップ