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ネットジャーナル14

UWB無線の普及に備えた研究開発の継続

――今後はどのような展開が予定されているのですか。

博士(工学)山本 学 准教授

山本 UWB技術はまだ実用化研究の段階にあり普及には至っていませんので、今回開発したアンテナも実用化はされていませんが、UWBの利用が本格化した際には、直ちに実用に対応できる状況です。MIMOとUWBの併用も、実用化に向けた研究・標準化が進められており、将来の実用化に向けてさらなる研究開発を続けていきます。また、一般的なUWBよりもさらに周波数の高いミリ波(24〜29GHz)の活用にも大きな期待が寄せられており、本研究室ではミリ波用アンテナの研究も行っています。

私は高速無線通信用アンテナ技術の研究者なので、通信システムそのものや携帯端末機器などの専門家ではありませんが、次世代高速無線ネットワークの実現にはこれらの分野を融合した研究開発も必要だと思います。近年は半導体チップにアンテナを載せ、一体化して小型化する研究も行われていますし、半導体の研究者や研究機関と協力し合うことで新しい可能性を切り拓くこともできるのではないかと考えています。

(2012/10/10)

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