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ネットジャーナル17

妖精のようにやさしく見守るコンピュータ
安全で快適な暮らしを実現する近未来のIT社会を目指して

写真:博士(工学)工藤 峰一 教授

情報科学研究科 コンピュータサイエンス専攻 
数理計算科学講座 情報認識学研究室・教授
博士(工学) 工藤 峰一

プロフィール

1983年、北海道大学機械工学第二学科卒業。1988年、同大学大学院工学研究科情報工学専攻博士後期課程修了(工学博士)、同年助手(工学部情報工学科)、1994年助教授に就任。1996年4月〜12月、アメリカ・カリフォルニア大学アーバイン校客員助教授。2001年に教授に就任。2005年4月~2006年3月同大学大学院情報科学研究科副研究科長。専門分野はパタ−ン認識および計算論的学習理論に関する研究。応用として画像処理、音声認識、文字認識、データマイニングなどにも取り組んでいる。

文字・画像・音声など幅広い分野で活用されるパターン認識

――先生の研究テーマであるパターン認識とはどのようなものですか。

工藤 私たち人間は、当たり前のように人の顔を見分けたり、「似ている、似ていない」などの判断・分類をすることができます。これをコンピュータで行うための基礎技術がパターン認識で、郵便番号の自動読み取りにはじまり、銀行などで見かける指紋・静脈の認証、デジタルカメラの顔認識機能、スマートフォンの音声認識など幅広い分野に応用されています。しかし、これらは私たちが日常的に行っている認識のごく一部でしかなく、人間の能力にはとうてい及ばないレベルです。それぞれの分野で精度向上を目指す技術開発が盛んに行われていますが、私たちの研究室では幅広い分野で活用する場合の土台となる部分や、識別のためのルールをコンピュータが自動的に獲得する機械学習の研究開発などを行っています。

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