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ネットジャーナル33

ソフトウェア工学と人工知能の技術を融合し
プログラミングに革新的な変化をもたらす

写真:博士(工学)栗原 正仁 教授

情報科学研究科 情報理工学専攻 
複合情報工学講座 知能ソフトウェア研究室・教授
工学博士 栗原 正仁

プロフィール

1978年 北海道大学工学部卒業。1980年 北海道大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。1986年 工学博士(北海道大学)。1980年より北海道大学助手、講師、助教授を経て、1996年に北海道工業大学教授。2002年 北海道大学大学院工学研究科教授、2004年同情報科学研究科教授。2010年度~2013年度同研究科長。1990年情報処理学会創立25周年記念論文賞、2011年電子情報通信学会論文賞受賞。情報処理学会、電子情報通信学会、人工知能学会、日本知能情報ファジィ学会、日本ソフトウェア科学会所属。

ソフトウェア工学と人工知能の技術を融合

――知能ソフトウェア研究室ではどのような研究をおこなっているのですか。

栗原 本研究室では、ソフトウェア工学分野と人工知能分野にまたがる研究を行っています。ソフトウェア工学とは、ソフトウェアをつくる技術者たちを支援し、より簡単に、より確実にソフトウェアを開発できるようにするための技術です。ソフトウェア開発には高度に専門的な知識・技術が必要で、人間の知恵や経験に頼る部分が大きい分野です。それをより簡単に作ることは、技術者の労力の軽減のみならず、開発スピードの短縮などビジネス的な側面でも非常に重要です。また、金融や交通など私たちの生命・財産に関わるシステムでは、何よりも信頼性の高さが求められます。こうしたニーズに答えるため、ソフトウェアを作る際に技術者をサポートするための各種のツールが開発されており、それらの研究分野をソフトウェア工学と呼んでいます。

本研究室では、まだ実用化されていない領域の技術や手法を開発すると同時に、人工知能の技術を取り入れたより高度なソフトウェア工学の実現を目指しています。ソフトウェアの開発には高度な知能が必要とされますが、その知能的な部分はほとんど機械化されていません。技術者の知能に頼っていた部分をコンピュータに肩代わりさせるため、人工知能の技術を応用しようというのが本研究室の特長です。

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