HOME > 研究活動・産学官連携 > ネットジャーナル > ネットジャーナル41

ネットジャーナル41

実用化を目指した研究開発の推進

――現在、どのような研究が行われていますか。

博士(工学) 坂本 雄児 教授

坂本 計算機合成ホログラフィでは物体のデータをコンピュータに入力し、物体光・参照光の伝搬を計算して干渉縞のデータを合成、出力した映像をディスプレイなどに再生します。再生された映像は顔の向きを変えたり移動したりしても常に正確な3D映像を見ることができます。

本研究室では、3Dディスプレイのプロトタイプをいくつか開発しています。2010年から開発を進め、広い視野を持つMarkⅠ(2012年)(図3)、より小型で美しいカラー映像を実現したMarkⅡ(2013年)などがあります(図4)。この2つのタイプはいずれも装置がかなり大かがりなのですが、小型化とウェアラブルを目指して開発したMarkⅢではヘッドマウントディスプレイ(HMD)としてようやく装着可能なレベルまで達しました。今後さらに実用化へ向けた研究開発を進めているところです(図5)。

博士(工学) 坂本 雄児 教授

ディスプレイのパターンを計算するには現在の情報処理技術では非常に時間がかかるため、フルカラーの精密な画像を出力したり、テレビやゲームのように動きのある映像をリアルタイムでホログラム化するには技術的な壁が残されています。そのため本研究室では高速に計算し、美しく表示するアルゴリズムの開発などに取り組んでいます。

ページの先頭へ