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日本IBM共催でステップアップ技術講演会「ITと創る賢い地球の未来」を実施しました

去る10月5日(金)、日本IBMの協力を得て本研究科ステップアップ技術講演会「ITと創る賢い地球の未来」を催しました。講演会は、就職活動が本格化する前に、IT分野では今後どのような技術の開発が期待されているか、また、企業はどのような人材を求めているのか、を知ることで進学や就職について考え始めるきっかけになることを期待して行ったものです。修士1年生を中心に工学部からも参加者があり全参加者数は約30名でした。

二つの講演が行われ、最初に久世和資氏(研究開発担当執行役員)が「先進テクノロジーが創る未来価値」と題して、IBMがこれまで行ってきたグランドチャレンジ(人工知能がチェスの世界チャンピオンを負かした話やクイズ番組で賞金を獲得した話など)を中心に、現在進行中の話として、スペインのSmarterEnergy、デンマークのSmartGrid、サウジアラビアの淡水化、ニューヨーク・ハドソン河の水質管理、オーストラリアの灌漑システム等、世界中の豊富なIT技術の活用事例を紹介していただきました。また、ビジネスモデルが従来の「定型業務を効率よく処理する」から「知識や情報を柔軟に活用してビジネスの価値を高める」へと移行しつつあることが伝えられました。さらに、最近はアフリカにも9番目の研究所を開設し、市場の開発までを視野に入れて技術開発の拠点を作っているとのことでした。

二つ目の講演は本学のOGでもある志済聡子氏(公共営業本部長、執行役員)が「グローバル人材」について講演してくれました。志済氏の講演では、日本の現状とこれから求められる人材、IBMにおけるグローバル化と求める人材像、グローバルリーダーに関して、日本がおかれている環境認識から、TOEIC、留学生、ダイバーシティ、コンピテンシー等までの幅広いトピックを含めて説明されました。特に、日本企業CEOの関心事でもある「 グローバル人材 」の具体的イメージを紹介され、さらに、グローバル・コミュニケーション能力を磨く方法として次の点を強調されました。

  • ・ 現象ではなく事実を語ること
  • ・ 意見や結論を端的かつ明確に述べること
  • ・ 理由を論理立てて説明すること。論拠、エビデンス(データ)、原因の深堀り(Root Cause)が重要であること
  • ・ 相手の話に耳を傾け率直にリアクションすること。賛成、反対、不明点を明確にすること

講演後は出席学生から「女性の割合の多い御社では、実際に女性の視点がどれほど有効に働いているのか?」などの活発な質問が相次ぎました。

 

ステップアップ技術講演会の様子
ステップアップ技術講演会の様子

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