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研究科ニュース

2015年の年頭にあたって

新年,あけましておめでとうございます。

旧年中は皆様に多くのご支援を頂き,誠に感謝しております。昨年9月には,工学部の90周年記念式典,我々の情報科学研究科は,2015年1月6日に創立10周年記念式典を挙行いたしました。本研究科は,新たな気持ちで次のステップへ進むこととなります。

皆様もご存知のように,北海道大学は,昨年近未来戦略150という改革戦略を作成しました。そこには,「世界の課題解決に貢献する北海道大学」として,1つは,次世代に持続可能な社会を残すため、様々な課題を解決する世界トップレベルの研究を推進すること。さらに,専門的知識に裏づけられた総合的判断力と高い識見、並びに異文化理解能力と国際的コミュニケーション能力を有し、国際社会の発展に寄与する指導的・中核的な人材を育成すること。学外との連携・協働により、知の発信と社会変革の提言を不断に行い、国内外の地域や社会における課題解決、活性化及び新たな価値の創造に貢献すること。総長のリーダーシップの下、組織及び人事・予算制度などの改革を行い、構成員が誇りと充実感を持って使命を遂行できる基盤を整備し、持続的な発展を見据えた大学運営を行うこと。戦略的な広報活動を通じて、教育研究の成果を積極的に発信し、世界に存在感を示すことなど,5つの各項目について,目標を設定しています。

昨年の後半には,スーパーグローバルが採用されて,今年から本格的にその活動が進められます。そこでは,世界の課題解決を牽引するグローバル人材を育成するためのNITOBE教育システムの確立。異分野連携ならびに海外のトップ大学との連携による国際大学院群の新設。海外の大学と連携して国外において北海道大学の授業を開講するラーニング・サテライト。世界から北大キャンパスに集まる学生を教育するサマー・インスティテュートなど。スーパーグローバルでは,北大の国際化のためのいくつかのプログラムが計画されています。

情報科学研究科も,幅広く世界で活躍できる積極的なグローバル研究者の育成を中核に,異分野融合連携研究を背景にした世界トップレベルの研究を推進し,新世代教育を実施するため多元的人材育成教育プログラムの構築を目指し,産学官連携によるイノベーション創出と情報化社会への貢献を目標に掲げております。

異分野融合連携研究とは,本情報科学研究科が創立時のときからの理念であり,情報科学の学問・理論・手法・技術と,理工学の各異分野だけではなく,医学や水産学,農学などのすべての理系の分野,文学,経済学や政治学などの文系の各分野とも連携し,多くの分野に貢献し,さらには新たな分野を創生できることを目的としています。2007年より始めたグローバルCOEのプログラムにおいてその拠点形成を始め,今後はより広い範囲での異分野融合連携研究による世界トップレベルの研究拠点を目指しています。

多元的人材育成教育プログラムでは,学問領域を創成・牽引できる世界一流の研究者を目指すフロンティア人材育成プログラムや,次世代の産業を創成・牽引できる世界に通用する研究・技術者を目指すグローバル人材育成プログラムを構築し,新しい社会において柔軟に対応できる,優れた人材を育成することを目指しています。

産学官連携によるイノベーション創出とは,研究科や大学の枠にとどまらず,最先端研究や実用化研究を他の機関と一緒に取り組み,速やかに成果を挙げ,新しい社会に貢献できることを目指しています。

社会を支えるのは人であり,その中核となる人材を育てることが重要です。本情報科学研究科において,優れた人材が多く育ってくれるよう,次のステップとして,このような人材育成プログラムや拠点形成などの実現を目指したいと考えております。

平成27年1月

北海道大学大学院情報科学研究科長  宮 永 喜 一    

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