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第24回 8大学情報系研究科長会議報告

日 時:平成27年5月15日(金)13:00~17:00
場 所:ホテルメトロポリタン仙台
本研究科からの出席者:宮永研究科長,北副研究科長,杉山事務課長

1.開会の辞ならびに日程説明:
 東北大学大学院情報科学研究科事務長 佐々木清浩 氏 から開会の辞ならびに会議日程等の説明があった.

2.当番大学挨拶:
 当番校の東北大学大学院情報科学研究科長 徳山 豪 氏 から挨拶があった.

3.議長選出:
 慣例により,当番校の東北大学大学院情報科学研究科長 徳山 豪 氏を議長に選出した.

4.出席者紹介:
 構成員等の自己紹介並びに文部科学省出席者の紹介を行った.

5.文部科学省挨拶:
 高等教育局専門教育課 山路課長補佐から「情報セキュリティ人材の育成について」と題した講演があった.

  • ・ 大学等において情報セキュリティの専門知識を受講する機会を有する人材は約2万人弱/年とされており,その専門的教育を受講した人材は約1000名程度/年とされている.このため,政府は早急に人材を育成・確保すべく各種提言等を行っている.
  • ・ 大学においても,いくつかの大学で情報セキュリティを専門とするコースを設けていると共に,情報セキュリティに関係する講義が増加している.また,例えば企業と連携した寄付講座や社会人を対象とした学び直しの中で,情報セキュリティに関する内容を広く発信することなども行われている
  • ・ 文科省の予算事業としても,「情報技術人材育成のための実践教育ネットワーク形成事業」の中で,「セキュリティ分野」として5大学を中心に実施している.また,「国立高等専門学校における情報セキュリティ人材の育成支援」においても情報セキュリティに関わる教育プログラムを実施するパイロット高専の構築を行っている.

 引き続き,参事官(情報担当)付 大西係員から「文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付における最近の取組について」と題した講演があった

  • ・ 「望ましい「超サイバー社会」の実現に向けた変革」を喫緊の重要課題として,ビックデータ利用技術,人工知能技術,センサー活用技術,システム統合技術などの研究開発を推進すると共に,それらの人材を育成することに取り組むことが重要.

6.議 事
(1)協議事項
①1-1 グローバル化教育について
 1-2 スーパーグローバル大学への各大学の取り組み状況と情報科学の役割
 提案大学の北海道大学,名古屋大学から主旨説明の後,各大学からグローバル化に向けた具体的な取り組みについての報告があり,種々意見交換を行った.

  • ・ 学部教育の国際化に向けた取り組み:(九大:国際教養学部,阪大:世界適塾構想,京大:国際高等教育院,東大:タフでグローバルな東大生,北大:新渡戸カレッジ)
  • ・ 国際通用性のある教育システム:クオーター制,授業のナンバリング,GPAの実質化
  • ・ 国際大学院に向けた取り組み:国際インターンシップ支援(九大),ジョイントディグリー・ダブルディグリーなどの国際的コンソーシアム(九大,京大,名大,東工大,東北大),サマースクール,大学院講義の英語化,英語教育の充実,TOEIC支援
  • ・ 留学生に対する支援:奨学金,宿舎,AO入試,外国人教員・留学生担当教員の配置

②特任教員などの採用基準・手続き
 提案大学の東京大学から主旨説明の後,各大学から特任教員の採用基準・採用手続き等について種々意見交換を行った.

  • ・ 特任教員(特定教員)については,同等の職位の専任教員に対する選考基準と同じ基準で選考しているケースが多い.職名については,任務がわかるよう,括弧つきで研究プロジェクト名やミッション名を付記するケースがある(東工大,京大).また,教育・研究・管理運営に参加するかどうかは大学により異なるが,概ね,専任教員と協力しながら学生の研究指導は行うことができるものの,講義の担当や教授会への参加はできないこととなっている.

③大学院レベルの情報リテラシー教育・情報基盤教育
 提案大学の東京工業大学から主旨説明の後,各大学から大学院レベルの情報リテラシー教育等について種々意見交換を行った.

  • ・ 大学院における情報リテラシーの講義は実施していないという大学が多い.ただし,全学的な共通科目の中で一部実施することや,情報リテラシーに関する講演会,オンライン教育など,全員が受講する体制の中で実施しているケースがある.また,留学生への対応が遅れているという意見があった他,今後,全学的にパイロットプログラムを実施することを予定している大学もあった.

④クオーター制の意義と課題
 提案大学の東北大学から主旨説明の後,各大学からクオーター制度の意義と課題について種々意見交換を行った.

  • ・ 一大学を除き,すべての大学でH27~H29年度にかけてクオーター制度を導入する予定.課題としては,教員が出張すると補講を2回行わなければならないことや,学生が1回落ちこぼれるとリカバリが難しいことなどが挙げられた.また,授業日程を確保することが難しいことから,休日や祝日も授業を行うことや,75分/コマを9回実施して1単位とすることなど,新たな対応が必要となる場合があることが報告された.また,教員が出張などで不在となる場合に備え,すべての科目に対してバックアップ教員を用意しておく大学もあった.

(2)報告事項
①第129回八大学工学関連研究科長等会議報告について
 4月24日に開催された第129回八大学工学関連研究科長等会議の報告があった.

②次回当番大学および開催時期
 議長から,次回の第25回8大学情報系研究科長会議の当番は東京大学となっている旨説明があり,また,開催日を平成27年10月23日(金)としたい旨提案があり,了承された.また,次々回の当番について,配布資料をもとに過去の実績を鑑みて,東京工業大学にお願いしたい旨提案があり,了承された.

7.閉会の辞
 議長から,閉会の挨拶があった.

(2015/06/08)

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