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ヴォイス2・ERATO湊離散構造処理系プロジェクト
湊真一教授インタビュー

アルゴリズムの世界を分かりやすく可視化

─最近では「フカシギの数え方」というイベントが話題になりましたね。

写真:組み合わせ爆発

「フカシギの数え方」は、JSTからの紹介で実現した東京・お台場の日本科学未来館での展示(2012年8月1日〜2013年4月15日)で、本プロジェクトの成果展示の一環として、組合せ爆発のすごさとアルゴリズム技術の重要性を小中高生や一般市民にも分かりやすく伝えることを目的としたものです。期間中に23万人を超える入場者があり、多くの人の関心を集めることができました。その後、北大総合博物館でも約9ヶ月間再展示されました。さらに今年の大型連休期間には札幌市青少年科学館でも企画展示が行われ好評を博しました。

その展示物のひとつに「おねえさんといっしょ! みんなで数えてみよう!」というタイトルのアニメーション動画があります。YouTubeでも公開(ニコニコ動画にも転載)されているのですが、これまでに150万回以上再生され、サイエンス系のコンテンツでは異例の大ヒットとなっています。高校や大学の授業などで使われることも多く、現在でも再生回数は増え続けています。

――イベントを実施したことでどのような経験をしましたか。

写真:湊 真一 教授

アルゴリズムとは実体のない抽象的な世界です。それを見えるように「展示」するというのは、未来館でもあまり経験のないことだったので、すべてがゼロからのスタート。未来館のスタッフと打ち合わせを重ね、「那由他」や「不可思議」などの巨大な数をリアルに実感できるコンテンツの制作に取り組みました。アニメーションのほかにもタブレットを使うなど体験的な展示を採用し、アルゴリズムという一般には理解されにくいテーマを分かりやすく可視化した展示物として高い評価を得ました。未来館の優秀なクリエイターとコラボレーションできたことは貴重な財産となりました。

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