大槻 暢朗さん

2008年度・情報通信ネットワーク研究室卒業

情報通信ネットワーク研究室では、最新鋭無線通信システムに関するモノ作りのプロセスを習得することが可能です。私は無線通信の重要性は今後ますます高まると考え、無線通信に関して全般的に勉強、研究できる、情報通信ネットワーク研究室を選びました。

Q1研究室に在籍中、学んで良かったこと、今のお仕事に役立っていると感じることは何ですか?

情報通信ネットワーク研究室では、最新鋭無線通信システムに関するシミュレーションを用いた方式検討からLSIへの実装、そして実験に至るまで、「アルゴリズムを考案する⇒シミュレーションで評価する⇒実際に作成してみる⇒実物で評価する⇒完成」という実際にメーカ、各種研究所で行われているモノ作りのプロセスを習得することが可能です。当時私は主にシミュレーションを用いた方式検討を行っておりました。それにより身についたシミュレーションの構築技術や、信号処理の知識は現在でも非常に役立っています。また、情報通信ネットワーク研究室では実際のハードウェアに関する知識も身に付けることができます。ハードウェアのことまで考慮した方式検討はモノ作りにとってとても重要ですので、ハードウェアに関する知識は在籍中に学んでよかったと思うことの一つです。

Q2なぜこの専攻や、この研究室を選んだのでしょうか?

上にも回答しましたが、情報通信ネットワーク研究室では、最新鋭無線通信システムに関するモノ作りのプロセスを習得することが可能です。私は無線通信の重要性は今後ますます高まると考え、無線通信に関して全般的に勉強、研究できる、情報通信ネットワーク研究室を選びました。

Q3今後の目標・後輩へのメッセージ

大学の研究室では、短期的な成果ばかりを目指すのではなく、基本から知識、技術を身につけることに注力して下さい。十分に大学で蓄えた知識は、就職もしくは博士課程に進学した時に、大きく花開くはずです。