システム情報科学コースの特色

実世界に向き合う姿勢

情報科学院の中において,システム情報科学コースを特徴づけることは,情報科学を手段に,世界に存在するデバイスから地球に至る実システムと向き合う姿勢にあるでしょう.こうした姿勢は,研究テーマの選択にとどまらず,コース内で行われるさまざまな教育プログラムや卒業後の進路にも色濃く反映しています.


魅力的な組織との連携分野

システム情報科学コースには,学部教育を担当する2基幹分野8研究室に加え,より社会との結びつきの強い教育研究を行うため,2つの連携分野を設置しています.リモートセンシング情報学分野は(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携して,地球観測衛星の観測データの利用に関して教育を行っています.デジタルヒューマン情報学分野は(国研)産業技術総合研究所と連携して,身体の形状や運動を計測したり,それをコンピュータ上で再現,評価する手法を教育します.これら連携分野の客員教員を指導教員として修士論文,博士論文の研究を実施することもできます.


研究室間の活発な交流

大学院ではとかくひとつの研究室内に閉じ籠りがちになります.当コースではより幅広い視野と関心を持つ人材を育成するため,いくつかの教育プログラムを実施しています.そのうちのひとつが修士1年生で実施する「イントロダクトリセミナー」で,3,4名の小グループで所属研究室以外の研究室に行き,他の研究室の先生方の指導を受けながら課題を行っていきます.また,12月に開催されるポスター形式の中間発表会では,3日間にわたり他研究室の教員や学生と討論を行います.


産業界との強い連携

実システムを教育研究の中心におく当コースは,産業界と研究や人材交流の面で強いつながりを持っています.関係する業種も,電機,情報にとどまらず,電力,自動車,鉄道,重工,建設,機械など多岐にわたります.博士後期課程修了の卒業生も多くが産業界の研究開発部門等で活躍しています.