テラヘルツ帯の広帯域信号により、極めて高速な通信が可能となりますが、その大きな減衰を補償するため、送受信側に超多素子から成るフェーズドアレーを設置したUltra-Massive MIMOが提案されています。
このようなフェーズドアレーはビーム幅が狭いため、送受信側でビームを対向するための制御に時間を要することが懸念されます。
そこでアンテナ素子数の異なるバトラーマトリクスを用いることで高速にビームを対抗させる手法を検討しています。
バトラーマトリクスの指向性を用いた高速ビーム探索