

Q. 出身校を教えて下さい。
A. 苫小牧高専出身です。
Q. 北大に入ろうと思った理由を教えて下さい。
A. 大学に入ろうと思ったのは、より専門的な知識を身につけたいと思ったからです。また、北大は研究設備が整っていると聞いていましたし、キャンパスには緑も多く交通の便が良いのも魅力的でした。
Q. なるほど。では、電子情報コースに入ろうと思った理由と動機について教えて下さい。
A. 高専では色素増感太陽電池に関する研究に取り組んでいたのですが、そのとき半導体材料やトランジスタなどの電子デバイスにも興味を持ちました。他の学科やコースも調べたのですが、将来は身近なエレクトロニクスへの応用に繋がる研究や仕事がしたいと思ったので情報エレクトロニクス学科を選択し、中でも電子材料からデバイス、回路まで扱っている電子情報コースが最適だと思いました。
Q.これまで中学・高校などで受けてきた授業と大学での講義とでは違いを感じたと思いますが、何か気になる点はありましたか?
A.全体的に自由な雰囲気ですね。そのかわり、受ける側の責任も重くなったと感じました。
Q. 電子情報コースに入る前後で講義の内容やレベルに違いを感じますか?
A. 基礎科目からより専門性の高い科目へと段階的に移っていきますが、難しくなったとは感じませんでした。また電子情報工学実験では、教科書で学んだことを実際に実験して理論通りになるかとか、文献調査を通して結果を考察していくのが面白く、より実践的な内容だと思いました。
Q. どういった分野に興味がありますか?
A. エレクトロニクス分野のなかでも、特に電子デバイスに興味があります。
Q. 研究室で研究している内容と今の研究室を選んだ理由について教えて下さい。
A. 電子スピンの制御とデバイスへの応用について研究しています。これまでの電子デバイスでは電子が持つ電荷の情報のみ利用していましたが、同時に電子のスピンの情報を利用することにより、新しい機能を持ったデバイスを実現することを目指しています。研究室に配属する際に、電子情報コース全研究室の説明会があるのですが、その説明を聞いて電子スピンの制御に興味をもち、現在の研究室を選びました。
Q. 研究の面白い所と大変な所について教えて下さい。
A. 新しいデバイスをつくる際に、半導体材料や構造の設計から実際に作製して特性を測るところまで、すべて経験できるのが良いですね。途中でどこかに問題があって予定通りに進まないと大変なこともありますが、先輩や先生と相談しながら少しずつ改善していくと、達成感があって面白いです。
Q. 研究室配属の前後で生活がどのように変化しましたか?
A. 勉強と趣味を両立するように、時間の使い方に気をつけるようになりました。
Q. また、研究室配属前に勉強や普段の生活であらかじめしておくべき事やアドバイスがあれば教えて下さい。
A. 基礎科目はきちんと勉強しておくことと、英語の論文を読む機会が増えますので、英語は勉強しておいたほうが良いと思います。
Q. 将来の進路について何か考えていたら教えて下さい。また、その動機についても教えて下さい。
A. 修士課程、博士課程へと進学し、研究職につきたいと思っています。動機は、電子情報コースでの講義や実験を通して、研究の面白さを実感できたからです。
Q. 進路の決まっていない1年生に向けてアドバイスがありましたらお願いします。
A. いろんなことに全力でチャレンジしてみると良いと思います。選択の幅をひろげておけば、そのうち自分のやりたいことが見つかると思います。
Q. 電子情報コースの良い所あるいはメリットについて意見があれば教えて下さい。
A. 携帯電話やパソコン、自動車など、私たちの身の回りにあるほとんどの製品には最新のエレクトロニクス技術がつまっています。電子情報コースで取り組まれている研究は、どれも最先端エレクトロニクスに関わるものばかりなので、やりがいがあると思います。また、そういった理由からだと思うのですが、就職など将来の選択の幅が広いのも魅力的だと思います。