電気制御システムコースの特色
コンピュータシミュレーションだけじゃない! ハードとソフトの融合
我々が対象としているのは,実在するシステムです。
そのため,コンピュータを用いた解析や設計だけでなく,実際に手を動かす「モノ作り」も重要なファクターになります。 ときには工作機械で材料を加工し,またあるときはハンダごて片手に電子回路と格闘することもあります。
モノ作りという側面は,確かに苦労が多い部分もありますが,実際に目で見て手で触れられる実システムを制作した時の喜びは,何物にも代えられない貴重な経験と自信になるでしょう。
実践的な教育プログラム
電気制御システムコースでは,実践的な知識と能力を身に着けてもらうために様々な独自の教育プログラムを用意しています。
- SSIセミナー ~ 研究室の垣根を越えた幅広い教育
- 科学技術英語演習 ~ 英語による実質的なディスカッション能力の習得
- Cyber Field Research Lab (CFRL) ~ 実フィールドを意識した模擬環境での実験・演習
高い大学院進学率
電気制御システムコースを卒業した学生の多くは,大学院情報科学研究科システム情報科学専攻に進学し,学部よりもさらに高度で世界トップクラスの研究に取り組んでいます。
システム情報科学専攻は,電気制御システムコースの学生が配属される8つの研究室に,(株)日立製作所生産技術研究所ならびに,宇宙航空研究開発機構(JAXA)との連系講座2研究室を加えた,合計10研究室で構成されています。 そのため,電気制御システムコースを卒業したみなさんは,大学院に進学しても,そのまま同じ研究室で研究を続けることができ,一貫した研究・教育環境を利用できます。
もちろん,研究テーマによっては大学院進学のタイミングで他の研究室に移ることも可能です。
産業界からの高い期待
就職氷河期と言われていますが,本コース卒業生,あるいは大学院システム情報科学専攻の修了生の就職率はほぼ100%。 OB・OGのみなさんは,国内外の多くの企業や研究所で,まさに世界の第一線で仕事をしています。
その理由の一つは,身につけた知識の応用の広さ。 本コース・専攻で身に着けられる知識や技術・能力は,特定の対象にとらわれることなく,ありとあらゆるモノを取り扱うことができます。
そのため,就職先も特定の業種に限らず,OB・OGのみなさんは多方面で活躍されています。

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