何事も挑戦が大事!
【氏名】
- 高山聡志(システム情報科学専攻博士後期課程 2011年3月修了)
【指導教員】
- 北 裕幸 教授(システム統合学研究室)
【論文題目】
- 日射量予測情報およびNAS電池を活用した大規模太陽光発電所の計画運転に関する研究
【概要】
- 近年,地球温暖化などを背景に大規模太陽光発電(メガソーラー)の導入が期待されています.本研究では,メガソーラー発電所の事業性の確立を目的とし,日射量予測と電力貯蔵装置(NAS電池)を活用したメガソーラー発電所の計画運転手法を開発し,運用シミュレーションを通じて提案手法の有効性を確認しました.また,併設するNAS電池容量について考察を行いました.
稚内に建設されたメガソーラー発電所
【苦労した点・楽しかった点】
- 私は博士課程から北海道大学に入学したのですが,研究室に入った時点で自分が一番上の学年だったので,上の先輩に相談できず色々悩んだこともありました.しかし,その分研究室の後輩たちとより仲良くなれ,楽しく3年間を過ごせました.
【研究活動記】
- 私の場合は,研究テーマが企業との共同研究テーマであったため,4月にテーマが決まった後は,論文調査と並行で研究を進めていきました.また,就活や投稿論文作成などにより博士論文に取り掛かるタイミングが少し遅かったため,提出期限ギリギリまで一生懸命頑張っていました.
【博士研究を終えてみて】
- 今考えると「あっという間に過ぎた3年間の研究活動だったな」と思います.また,共同研究を通して企業やメーカーの方々と意見交換や交流ができたのは,すごく勉強になりました.
【後輩たちへ一言】
- 研究を「好き」になってください.