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北海道大学大学院 情報科学研究科 メディアネットワーク専攻 メディア創生学研究室
IH(Information Hiding)とは情報秘匿のことであり、デジタルデータとして表現されたコンテンツに特殊な情報を埋め込むことで、その利用や複製を制御、制限すること、もしくは秘密通信を実現することに関連する技術を言います。 本研究室では主に、電子透かし法や半開示スクランブル法についての研究が行われています。
コンピュータや携帯端末の普及によりデジタルコンテンツの売買や共有サービスが増加し、デジタルデータが利用される形態は多様化してきています。しかし、デジタルコンテンツは品質を劣化させることなくコピーすることが可能であり、著作権の侵害が問題視されています。 そこでそのような問題を解決するため、デジタルコンテンツの著作権を保護するための研究が進められています。
半開示スクランブル法とは、コンテンツの概要が認識できる程度に劣化させたスクランブルコンテンツを作成することを言います。従来のスクランブル法に比べて、別途サンプルを作成するコストを省くことができるなどの利点があります。
半開示スクランブル画像を作成・復元できるAndroidアプリケーションを製作しました(2013年2月現在)
電子透かし法とは、画像や文書といったデジタルコンテンツに著作権に関する情報を埋め込み、著作権を保護する技術のことを言います。
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