コースの魅力
学際領域の基礎を、遺伝子から個体まで体系的に学習できる
本コースでは、エレクトロニクス、生物学、機械工学、物理、化学などのさまざまな知識の融合による新領域研究を積極的に推進しています。
生き物とコンピュータが好きで、両方の学問分野を総合的に学びたいと考えている人や、医療分野に貢献したいと考えている人、生命の謎を解明したいと考えている人、将来、生命・人間・医療に関わる工業技術の発展や新産業の創成・推進に中心的役割を果たせるような人材になりたいと考えている人におすすめです。
新しいことに挑戦したい人、好奇心旺盛な人を歓迎しています。
学部生の声

神経制御工学研究室
高専の5年間で学んだモノづくりを,生体分野に生かしたいという思いから生体情報コースに編入しました.特に,脳活動の計測や制御に興味があり,現在は神経制御工学研究室に所属して脳に超音波刺激をするマイクロデバイスの開発に取り組んでいます.将来はここで学んだことを応用して,医療機器開発などに貢献したいと考えています.編入後に生物の講義も受けることができるので,高専で生物を学んでいない人でも興味のある方はぜひ安心して受験してください.

磁気共鳴工学研究室
元々,物理や数学が好きだったのと医療に興味があったので,その両方を勉強できる生体情報コースを選びました.2年生では物理やプログラミング,生物などの基礎を学び,3年生ではそれらの応用やより専門的な知識を学んできました.研究室では心筋梗塞を診断する新しいMRI撮像技術の研究をしていますが,将来は生体情報コースで学んだ知識や研究経験を活かし,医療機器を開発する仕事に就きたいと思っています.
Q&A
Q 交換留学に行きたい
私は3年後期に、8月からや9月から半年交換留学に行きたいと思っています。
留年はできるだけしたくないです。生体情報コースで交換留学が可能なのか、単位に認定される授業の見つけ方、授業や研究室について教えて下さい。
A.回答
留学は可能です。単位互換の制度はありますが、派遣先大学で修得した単位が互換可能かどうかはコースの判断となります。単位互換ができる科目の探し方についても、特に大学から指導はしていません。派遣先大学で開講される科目名等から判断していただき、当該科目のシラバスを確認して、当コース科目のシラバスと見比べたうえで、前もってコースの先生に互換できそうか相談しておくとよいでしょう。
留年せずに留学というのも、それまで卒業要件をどのくらい満たしているか、単位互換がどのくらいできるかによります。3年後期の半年となりますと、必修の演習、実験科目と、選択必修科目4科目の開講期に不在になりますので、ここをカバーできるかどうかだと思います。
ここ数年の実績の当コースの例では、期間は4か月、授業がほぼ終わりかけの1月から留学を行った方がいます。
入試制度
一般入試前期日程:総合入試
総合入試(理系)の合格者は、入学後の1年間、総合教育部で教養科目・基礎科目を学びます。
1年次修了のあと、本人の希望と1年次の成績によって学部及び、学科・コースへ移行します。
一般入試後期日程:学部別入試
学部別入試の合格者は、入学後の1年間、総合教育部で教養科目・基礎科目を学んだ後、2年次より学科・コースに移行します。
編入学試験
高等専門学校(高専)の卒業者または卒業見込み者は,編入学試験(特別または一般選抜)を通して編入学の募集に応募できます.毎年若干名,編入学試験を通して学部3年生からコースの仲間に加わります.
詳細については工学部の募集要項をご覧ください。
学科移行の流れ

入学試験に関する詳細情報については、下記のページをご覧下さい。