共同研究を行っている東北大学 寒川先生、台湾國立交通大學 李先生による、情報科学研究科講演会を開催しました。

7月21日に、共同研究を行っている東北大学 寒川先生、台湾國立交通大學 李先生による、情報科学研究科講演会を以下のように開催しました。
東北大学 流体科学研究所
寒川 誠二 教授
「中性粒子ビームプロセスによる原子層エッチング、表面改質、堆積技術とナノデバイス開発」

台湾國立交通大學 National Chiao Tung University
Prof. Yming Li
“Miniband Formulation in Ge/Si Quantum Dot Array”
将来のエレクトロニクスの発展に必要不可欠な最先端のナノ材料やナノ構造作製技術に関して、寒川先生からは原子レベルで無損傷のナノエッチング技術(先生が独自に開発された中性粒子ビームエッチング)とデバイス応用に関する総合講演、李先生からは太陽電池への応用で注目されるSi量子ドットの電子状態に関する研究紹介を行っていただきました。
当日は50名を越える学生の皆さんが熱心に聴講し、特に寒川先生は普段の講義形式で一人ひとりに問いかけて下さり学生の皆さんの受け答えや質問を引き出していただくなど、たいへん有意義で活発な講演会となりました。