科研費基盤研究(S)「量子ドットによる光電スピン情報変換基盤の構築」が採択されました。

2016-2020年度科研費基盤研究(S)「量子ドットによる光電スピン情報変換基盤の構築」(研究代表者:村山、研究分担者:北大情報 末岡教授、東北大流体研 寒川教授)が採択されました。
これは、2010-2014年度科研費基盤研究(S)「量子ドットスピンレーザー」(研究代表者:村山、研究分担者:末岡教授)の研究成果をもとに、2009-2014年度JST-CREST「バイオテンプレート極限加工による3次元量子構造の制御と新機能発現」(研究代表者:寒川教授、主たる共同研究者:村山)の研究成果も踏まえて構想した研究です。
半導体量子ドットの持つ優れた光学特性と超低消費エネルギー光電変換性能をベースにして、金属スピントロニクス電子回路の電子スピン情報を円偏光情報に変換する機能を研究し、室温で動作可能な新しい光電スピン融合情報システムへと発展させる技術基盤の構築を目指しています。これから5年間、研究室として総力を挙げて頑張って行きます。