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本コースの希望者には、常に新しい課題に目を向け、自ら積極的に取り組む姿勢が望まれます。大規模集積回路・LSIシステムに興味がある人、新しい材料やナノテクノロジーに興味がある人、仮想より現実のモノを大切にする人、ヒトとさまざまな機器をやさしくつなぐ知的インターフェースに興味がある人、太陽電池など未来のエコロジー社会を実現するエレクトロニクスに興味がある人、広い視野から人類にとって役立つモノをつくりたい人、一つの技術にこだわらずに自分の可能性を広げたい人におすすめです。
高校生の方へ
私たちの所属する、「北海道大学 工学部 情報エレクトロニクス学科 電気電子工学コース」に入学するためには、
①学部別入試（後期日程）で、「工学部」を受験する
②総合入試（前期日程）で、「理系」を受験する
という２通りの入試が用意されています。入試の詳細は、北海道大学-入学案内-入試情報-一般入試のページをご覧ください。
①学部別入試の入試科目
センター試験：国語、地歴・公民、数学、理科、外国語
個別学力検査：数学、理科
②総合入試の入試科目
センター試験：国語、地歴・公民、数学、理科、外国語
個別学力検査：数学、理科、外国語
学部別入試を経て入学した場合は、入学時から、所属が「工学部」となりますが、所属学科・コースの決定は、2年次に進級する際に行われます。総合入試を経て入学した場合は、1年次に「総合教育部」に所属し、一般教養科目を学びます。2年次に進級する際に、志望と1年次の成績によって、学部・学科・コースに移行されます。「総合入試」に関する詳細は、こちらをご覧ください。
北大1年生の方へ
2年次に進級する際に、志望と1年次の成績によって、学部・学科・コースに移行されます。志望の学部・学科・コースに配属されるよう、一般教養科目の勉強に励みつつ、楽しいキャンパスライフを過ごしてください。
全学教育科目の中で、当コースの教員が講義を担当し、研究室見学が含まれている講義があります。
「科学・技術の世界」半導体エレクトロニクスの最前線
スマートフォンやタブレットの発展と普及により、皆さんが10代後半を過ごしていたここ数年の間に、現代人のライフスタイルは大きく変化しました。これを可能にしたのは、情報処理能力や情報記憶容量の急激な進歩です。例えば、現在のスマートフォンは、10年前のデスクトップパソコン、20年前のスーパーコンピュータを凌駕する能力を持つと言われています。この飛躍的な進歩が、まるで昔のSF小説にあった夢物語が次々に実現されていくような、現在の社会状況を可能にしているのです。
では、なぜこのような飛躍的な進歩が可能になったのでしょうか。それを可能にした技術は何でしょうか。また、その技術の現在の到達点はどうなっているのでしょうか。更に、皆さんがこれから歩む人生と共に、将来的にもこの急激な進歩は続いて行くのでしょうか。
本講義は、このような問題意識を皆さんと共有しながら、「それを可能にした技術」＝「半導体エレクトロニクス」について学んでいきます。
「半導体エレクトロニクス」に興味のある人は是非この講義を受講してください。研究室見学では最先端の装置を間近で感じてもらえると思います。
高等専門学校の方へ
北海道大学工学部では、編入学生を受け入れるため、高等専門学校卒業者及び卒業見込み者を対象に選抜試験を行っています。選抜試験の詳細は、それぞれの募集要項をご覧ください。
>一般選抜について
出願資格：高等専門学校を卒業した方、または来年3月に卒業見込みの方
願書受理期間：7月初旬
選抜方法：
①特別選抜（出身学校長が推薦する、成績優秀者）：調査書、小論文及び口頭試問
②一般選抜：筆記試験（数学、物理、化学、英語）、口頭試問
選抜期間：8月下旬
大学院入試を受験する方へ
北海道大学大学院 情報科学研究科では、学内・学外は勿論、国内・国外からやってきた多くの大学院生が学んでいます。入学試験の詳細は、それぞれの募集要項をご覧ください。
>修士課程 （過去問：専門科目1、専門科目2）
>外国人修士課程（10月入学）
>博士課程（10月入学）
出願資格予備審査申請期間：5月初旬
願書受理期間：6月初旬
試験期間：8月中旬
※大学院入試の出願前に、指導教員（予定）と研究テーマ等について、良く議論しておいてください。
※社会人の方で、社会人博士課程に興味のある方、こちらもお読みください。