インテリジェント情報通信研究室
「意味」を伝える無線通信:自動運転のためのセマンティック通信
自動運転車は周囲のカメラ映像を車両間や路側機と共有することで、死角や遠方の危険を把握できます。従来の映像伝送は画素を忠実に届けることを目的とするため、電波状態が悪化すると映像が途切れ、通信量も膨大になります。私たちは、深層学習で画像の圧縮と誤り耐性を同時に学習し、物体検出などのタスクに必要な「意味」だけを優先して伝えるセマンティック通信を研究しています。少ない通信量でも認識精度が落ちにくく、劣悪な電波環境でも品質がなめらかに低下する新しい映像伝送を目指しています。