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教育理念と目標・計画

情報科学研究科の目的

本研究科は,高度情報社会の発展に貢献し,知識基盤社会の進展を図ることを教育研究の理念とし,情報科学の学理の承継及び創造を通じて,幅広く深い学識を有し,国際性を備えた技術者を育成するとともに,自立して研究開発を行うことができる創造力の豊かな研究者を養成することを目的とする。

教育目標

本研究科は,次世代情報システム,情報メディア,コンピュータサイエンス,ハードウェア技術,通信技術,システム科学,生命情報など,情報科学の基礎から応用に至る広範な教育・研究を推進していることが大きな特長です。教育課程は,先端の学術研究を基盤としつつ幅広く高度な知識・研究能力が身につくよう,各専攻の目的に応じた主専修科目を配置するとともに,副専修科目として他専攻の専門分野をも学修できる双峰型教育カリキュラムを整備しています。

このような教育課程の下,修士課程では,高度な専門知識及び基礎的研究能力,さらには来るべき知識基盤社会を多様に支え,国際的にも活躍できる知的素養を身につけた技術者の育成を教育目標としています。博士後期課程では,さらにもう一つの副専修科目を学修して視野の拡大を図るとともに,専門知識を最先端の学識へと深化させ,創造的研究活動を自立して行う能力を身につけ,世界水準の研究・開発を担うことのできる研究者の養成を教育目標としています。

アドミッションポリシー

学内外を問わず,情報科学の学問分野を専攻し,修士,博士の学位を取得しようとする強い意志を持つ学部学生,及び既に学部を卒業して社会で活躍しながら,自己の研究能力のさらなる向上を図り,博士の学位取得を目指す人材を選抜しています。また,世界に開かれた研究科との観点から,外国人留学生の受け入れも積極的に行っています。社会人と外国人留学生の特別選抜については,4月入学と10月入学の2回の選抜を実施しています。

修士課程の入学試験は,語学と専門に関する試験を実施します。専門に関する試験は,各専攻の専門分野に関する基礎科目及び専門科目の習熟度を試す筆答試験を行いますが,広く門戸を開くとの方針から,受験生には専門科目の試験を選択できる自由度を与えるよう配慮しています。

博士後期課程の入学試験は,語学と専門に関する筆答試験の他,研究能力の判定を重視した口頭試問を実施します。

なお,学業成績優秀者,企業における研究開発等の活動が十分な者に対しては筆答試験免除の制度を導入しています。

学位授与の方針(ディプロマポリシー)

大学院情報科学研究の学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)


大学院情報科学研究科は,本学が掲げる4つの基本理念(フロンティア精神,国際性の涵養,全人教育,実学の重視)の下,情報科学の学理の承継と創造を通じて,高度情報社会の発展に貢献し知識基盤社会の一翼を担う基礎的素養と高度な専門的素養を身に付けた, 国際化,科学技術の高度化,学際化等に対応できる多様な知識, 判断力および実務対応能力を持つ人材の育成を教育目標としています。

大学院情報科学研究科では,この目標とする人材像に求められる具体的な能力(学位授与水準)を修士課程と博士後期課程において専攻ごとに定め,当該能力を身につけ,かつ所定の単位を修得し,学位論文の審査及び試験に合格した者に修士または博士の学位を授与します。

情報理工学専攻の学位授与水準


情報理工学専攻では,大学院情報科学研究科のディプロマ・ポリシーに基づき,複合情報工学,知識ソフトウェア科学,数理科学,及び大規模情報システム学の基礎から応用までを修得し,様々な情報システムに関して科学的な理解に基づき工学的に問題解決を行うための専門的知識を身に付けると共に,社会に必要な革新的情報技術を創造する高度な技術者または研究者として国際的に活躍するための専門的能力を持つ人材の育成を目標としており,次の能力を持つと認められる者に対し,修士または博士の学位を授与します。

▐ 修士課程

下記分野に関する実践的な知識と技術、及び基礎的な研究能力

  •  ・複雑・複合的な知的振る舞いを行う次世代IT
  •  ・知識の検索・創出を支えるソフトウェア
  •  ・実世界のデータを数理的に分析・理解する基礎と応用
  •  ・大規模データ処理のための情報基盤開発等

▐ 博士後期課程

下記分野に関する高度な専門能力と研究能力及び応用力,国際的な情報収集力・情報発信能力

  •  ・複雑・複合的な知的振る舞いを行う次世代IT
  •  ・知識の検索・創出を支えるソフトウェア
  •  ・実世界のデータを数理的に分析・理解する基礎と応用
  •  ・大規模データ処理のための情報基盤開発等

情報エレクトロニクス専攻の学位授与水準


情報エレクトロニクス専攻では,大学院情報科学研究科のディプロマ・ポリシーに基づき,先端の学術研究を基としつつ,エレクトロニクスのための材料・プロセス技術・デバイス技術・電子回路技術・情報処理技術・情報通信技術にわたる教育を通じて,幅広く高度な知識・研究能力を有し,新しい科学技術を創り出し,研究開発や産業の推進を主導できるような人材の育成を目標としており,次の能力を持つと認められる者に対し,修士または博士の学位を授与します。

▐ 修士課程

下記分野に関する実践的な知識と技術、及び基礎的な研究能力

  •  ・材料・デバイス・回路・システムにわたる総合的な研究開発
  •  ・ナノ構造・ナノ材料などの新しい物質群の創成と新規デバイスの提案
  •  ・量子現象の解明・制御と新しい電子及び光デバイスの開拓
  •  ・各種デバイスによる機能的な電子及び光回路と集積システムの開発
  •  ・革新的な情報処理ハードウェアアーキテクチャの創出
  •  ・新規デバイスを活用したハードウェア技術や回路技術の開拓

▐ 博士後期課程

下記分野に関する高度な専門能力と研究能力及び応用力,国際的な情報収集力・情報発信能力

  •  ・材料・デバイス・回路・システムにわたる総合的な研究開発
  •  ・ナノ構造・ナノ材料などの新しい物質群の創成と新規デバイスの提案
  •  ・量子現象の解明・制御と新しい電子及び光デバイスの開拓
  •  ・各種デバイスによる機能的な電子及び光回路と集積システムの開発
  •  ・革新的な情報処理ハードウェアアーキテクチャの創出
  •  ・新規デバイスを活用したハードウェア技術や回路技術の開拓

生命人間情報科学専攻の学位授与水準


生命人間情報科学専攻では,情報科学研究科の教育目標を基礎として,生命・人間を中心とする科学技術の融合と発展に対する社会的要請に応えることを目指します。そのため、新たな学術領域である生命人間情報科学,すなわち,生命・医療に関連する科学・工学の融合分野において中心的役割を担うことのできる人材の育成を目標として,次の知識および能力を持つと認められる者に対し,修士または博士の学位を授与します。

▐ 修士課程

  •  ・生命人間情報科学に関する広い専門知識
  •  ・生命人間情報科学分野に関する理解力
  •  ・生命人間情報科学分野で国際的に活躍するために必要となるコミュニケーション能力
  •  ・生命人間情報科学研究に必要な優れた問題発見・解決能力

▐ 博士後期課程

  •  ・生命人間情報科学の発展に必須な科学・工学分野に関する広く高度な専門知識
  •  ・生命人間情報科学の先端研究を行うための優れた情報収集・分析能力
  •  ・生命人間情報科学における重要かつ独自の研究課題を発見する能力
  •  ・科学・工学に関する高度な問題解決能力
  •  ・研究成果を広く的確に伝えるための発表技術に関する知識とその応用能力
  •  ・専門知識の教育と研究指導の能力

メディアネットワーク専攻の学位授与水準


メディアネットワーク専攻では,情報科学研究科の教育目標に基づき,情報メディアと情報通信に関して広い視野と深い学識を備え,自立して研究開発を行うことができ,国際性を備えた創造力の豊かな人材の育成を目標としており,次の能力を持つと認められる者に対し,修土または博士の学位を授与します。

▐ 修士課程

  •  ・情報メディアと情報通信を基盤とした,幅広く高度な情報科学に関する知識と深い理解,これらを活用した問題解決能力
  •  ・情報メディアと情報通信分野で国際的に活躍できるコミュニケーション能力
  •  ・修士論文研究を通じ習得する,情報メディアと情報通信分野における課題発見能力と研究推進能力
  •  ・情報メディアと情報通信分野における高度な専門性を必要とする職業を担うための卓越した能力

▐ 博士後期課程

  •  ・先端的分野を開拓するために求められる情報科学に関する幅広い知識と,情報メディアと情報通信分野における高度に専門的な知識と深い理解
  •  ・先端的で高度な専門性を持つ課題に対して,深い知識に基づく問題解決能力と応用力
  •  ・未知の課題・未踏分野に対する分析能力と課題発見能力,研究推進能力
  •  ・独立した研究者として,生涯にわたり自己研鑽を行い自立して研究を推進する能力
  •  ・国際的プロジェクトを遂行するにあたり必要とされる,コミュニケーションとリーダーシップの能力

システム情報科学専攻の学位授与水準


システム情報科学専攻は,情報科学研究科の教育目標に基づき,豊かな社会と先進的な産業の基盤となる新たなシステムの研究開発・設計・計画・制御・運用を,電気・機械・情報・エネルギーの各専門領域に対する横断的な理解と,全体を俯瞰するシステム科学的な視点から推進できる人材の育成を目標としており,次の能力を持つと認められるものに対し,修士または博士の学位を授与します。

▐ 修士課程

  •  ・電気工学,制御工学,機械工学,情報科学などの理解を基盤として,問題に対して領域横断的に思考し,柔軟に発想する能力
  •  ・俯瞰的な視点からシステム全体を把握し,設計・計画・制御・運用する能力
  •  ・グローバルな場で円滑なコミュニケーションを行う理解力と発信力
  •  ・修士論文研究を通じて修得する問題発見力と解決に向けた実行力
  •  ・システム情報科学分野における高度の専門性を必要とする職業を担うための卓越した能力
  •  ・研究者・技術者としての社会への責任を自覚する高い倫理意識

▐ 博士後期課程

  •  ・長期的な視点から社会のニーズをとらえる力と,高度な専門的知識でニーズに応えていく展開力
  •  ・先進的な研究者のグローバルなネットワークに参画し,研究動向の情報収集と自身の研究成果の情報発信を行う能力
  •  ・自立した研究者に必要となる独創的な研究課題を発見する力と,困難な課題に対して粘り強く取り組み,目標へと向かう前進力
  •  ・システム情報科学の研究開発を行うグループの推進役としてのリーダーシップとプロジェクトマネジメント能力
  •  ・社会に貢献し信頼される研究を遂行するプロフェッショナルとしての研究者倫理

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