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学生コラム「ISTラウンジ」

本研究科在学生のコラムです。日頃の学生生活の中で感じたことや考えたことなど,さまざまな話題をお届けします。

簡単な記述による意味を考慮した検索の実現を目指して

写真:浅野さん

コンピュータサイエンス専攻 知識ソフトウェア講座 知識メディア研究室
博士後期課程3年
浅野 優
(神奈川県鎌倉市出身、2008年度入学)

現在のウェブではページ内の記述の意味に基づいた検索を行うことができません。私は、専門知識のない一般的なユーザによる意味に基づいたウェブ検索を実現するための研究・開発を行っています。

現在のウェブでは、例えば「土曜日に診察している品川にある歯科」を調べたい場合、「品川」と「歯科」というキーワードを使って検索することが考えられます。その検索結果には、北海道にある「品川歯科」などの「品川」が名称に含む歯科医院や、今日休診の歯科医院など目的ではない結果も含まれます。そのため、人手で検索結果の各ページを順に巡り、各歯科医院の住所と診療日を読んで調べる必要があります。これは、「品川」が何を表しているのかという意味を機械処理できないためです。このような手間を省くために、セマンティックウェブが提案されています。この提案により、例えば「住所が品川」であり、「診察日が土曜日」である歯科医院を人手による手間なしに検索することができます。しかし、セマンティックウェブのための標準技術による検索には専門知識が必要となります。そこで私は、一般的なユーザにも使用可能な簡便な表現を使ったセマンティックウェブ検索を実現するための理論的な研究を行っています。

研究生活では主に、標準技術や関連研究の調査、問題提起、問題解決のための手法の提案、提案の評価、成果物の国内外への発表を行っています。所属研究室ではメンバー全員でのセミナーを週2回行っており、メンバーが順に研究の進捗状況を報告し、意見交換を行っています。研究室で行われている理論的モデルの提案や実用化のための開発など幅広い分野の研究に触れることができ、また自分の研究に対してもアドバイスをいただけるよい機会となっています。休日には研究室のメンバーでニセコでの合宿をしたり、小樽や積丹への日帰り旅行をしたり、また研究室の枠を超えてテニスを楽しんだりすることで、気分をリフレッシュさせています。

(2012/03/05)

ニセコ合宿での集合写真   進路ガイダンスの様子
写真1:ニセコ合宿での集合写真   写真2:ある日のゼミの様子

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