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入試情報

専攻からの専門試験に関する詳細情報
情報理工学専攻

1.専門科目1

以下の5科目から出題される問題から3問を選んで解答します。

  • 基礎数学(線形代数として,行列,連立一次方程式,行列式,逆行列,ベクトル空間,線形写像,固有値,固有ベクトルなど,微分積分として,極限,微分,偏微分,テイラーの定理,積分,重積分,変数変換,常微分方程式など)
  • 情報数学(集合と関係,命題論理,順列・組合せ,代数,ブール代数など)
  • 確率・統計(データの整理と記述,確率,確率変数と確率分布,標本分布,母数の推定,仮説検定など)
  • コンピュータ基礎工学(ノイマン型計算機,命令表現,アドレス方式,中央処理装置,記憶装置,組合せ回路,演算回路,順序回路,記憶回路,オペレーティングシステム,ネットワークなど)
  • プログラミング(UNIX,C言語,ファイル入出力,数値計算,ポインタ,構造体,データ構造など)

2.専門科目2

小問1題を解答するとともに小論文を作成します。

  i.小問は以下の5科目からそれぞれ出題されますので1問を選んで解答します。

  • 情報理論(情報量,エントロピー,相互情報量,情報源,マルコフ情報源,情報源符号化,通信路,通信路符号化などに関する知識を問う小問)
  • 離散数学(形式言語,オートマトン,グラフ理論などに関する知識を問う小問)
  • アルゴリズムとデータ構造(漸近的評価,時間・空間計算量,リスト,キュー,スタック,ヒープ,探索木,ハッシュ表,整列,探索,再帰,動的計画法,分割統治法,文字列照合,グラフアルゴリズムなどに関する知識を問う小問)
  • 人工知能(探索と推論,知識情報処理,機械学習,複雑系,自己組織化,データ解析,ヒューマン・マシンインタラクションなどに関する知識を問う小問)
  • コンピュータシステム(情報ネットワーク,ソフトウェア工学,マルチエージェントシステム,ロボット情報学,シミュレーション工学,ネットワークアーキテクチャ,インターネットなどに関する知識を問う小問)

  ii. 小論文では,情報理工学に関する一般的なことがらについて自身の考えを800字程度の文章として表現して頂きます。内容に加え論理的な記述力や推論の明晰さなどを評価します。

3.参考資料の提出(提出は任意,コピー可)

本専攻を受験する受験生は参考資料として,専門領域における業績(たとえばコンテスト入賞,プロジェクト参加,情報処理技術者試験)があればその資料を願書に同封して提出してください

情報エレクトロニクス専攻

専門科目1

以下から出題される5問のうち3問選択して解答すること。

応用数学
ベクトルと行列、一次変換、固有値問題、ベクトルの微分法・積分法、常微分方程式、偏微分方程式、ラプラス変換、フーリエ級数、フーリエ変換
半導体デバイス工学
半導体のバンド構造とキャリア統計、pn接合のバンド図と電圧-容量特性、pn接合の電流-電圧特性(整流特性)、MOSゲート構造の表面ポテンシャルとしきい電圧、MOS電界効果トランジスタの電流-電圧特性、CMOSインバータ回路の動作原理、発光・受光素子の動作原理、太陽電池の動作原理
電磁気学
真空中の電磁気学(静電界、静磁界、電流と磁界、電磁誘導、マクスウェルの方程式)、物質中の電磁気学(誘電体、磁性体、導体)
電気回路
直流回路・交流回路(一端子対回路・二端子対回路、ブリッジ回路、相互誘導回路を含む)、正弦波交流と電気的諸量の複素表示、線形回路の諸定理、過渡現象
電子回路
バイポーラトランジスタ・MOSFETによる回路、増幅回路と接地方式,演算増幅器の基礎と応用(反転増幅回路, 非反転増幅回路, 微分回路, 積分回路、加減算回路など),発振回路(コルピッツ発振回路, ハートレー発振回路など)、pn接合ダイオードによる回路(整流回路、波形整形回路など)

専門科目2

以下から出題される5問のうち2問選択して解答すること。

ディジタル回路
CMOS論理ゲート(複合ゲートを含む)とそれらによる組み合わせ回路、算術演算回路(加減算器など)、順序回路(フリップフロップ、ラッチ、レジスタ、シフトレジスタ、カウンタなど)
量子力学
量子力学の基礎的概念(電子の二重性,重ね合わせの原理,不確定性関係など)、1次元の問題(ポテンシャルステップ,井戸型ポテンシャル,ポテンシャル障壁とトンネル効果)、調和振動子(エネルギーの量子化など)、角運動量演算子(交換関係など)
物性工学
固体の結晶構造、X線回折と逆格子、格子振動の振動モード、自由電子近似、金属・半導体・絶縁体のエネルギー帯、金属・半導体の電気伝導特性・光学特性、粒子の分布則
情報通信工学
通信ネットワーク(通信プロトコルと階層表現、情報量と通信速度)、通信方式(デジタル変復調)、情報理論(通信路と通信路符号化・復号化、誤り訂正)、信号処理(伝達関数、スペクトル解析、サンプリング理論)
光エレクトロニクス
光の反射・屈折・透過、光波の伝搬・回折・干渉、レンズの特性、光共振器
生命人間情報科学専攻

専門科目1

以下から出題される。

代数・幾何学, 解析学, 情報理論, 基礎化学, 生化学, 力学, 電磁気学, 電気・電子回路, 生物科学, 生物物理学

専門科目2

以下から出題される。

代数・幾何学, 解析学, 情報理論, 基礎化学, 生化学, 力学, 電磁気学, 電気・電子回路, 生物科学, 生物物理学
メディアネットワーク専攻

専門科目1(2問選択)

応用数学
行列と行列式,連立一次方程式,逆行列,固有値,ベクトル解析など
コンピュータ工学
ノイマン型計算機,アドレス方式,命令語,中央処理装置,演算装置,記憶装置, 入出力装置,制御装置など
信号処理
離散時間信号の処理,フーリエ変換,離散時間フーリエ変換,z変換,離散時間システムなど

専門科目2(2問選択)

画像処理
画像の標本化と量子化,画像の統計的特徴,画像の空間フィルタリング,画像の直交変換,画像圧縮,画像認識,画像生成など
通信システム
変調(振幅変調,角度変調),復調(同期検波,包絡線検波),狭帯域確率過程,ガウス雑音,ディジタル通信方式(OOK, PSK)など
光・電波理論
分布定数回路,入力インピーダンスと反射係数,分布定数線路の整合回路・共振回路・行列表現,マクスウェルの方程式,波動の基本的な性質(反射・透過・干渉)など
言語メディア理解論
形態素解析,かな漢字変換,構文解析,意味解析,機械翻訳,対話処理など
システム情報科学専攻

システム情報科学専攻の専門試験の各科目は,つぎのようなキーワードで代表されますので,参考にして下さい。

専門科目1(2問選択)

線形代数
(1)ベクトル空間,(2)写像,(3)行列と行列式,(4)連立方程式,(5)固有値と固有ベクトル
常微分方程式
(1)一般解と特殊解の求解,(2)連立微分方程式,(3)変数変換,(4)ラプラス変換による解法,(5)微分方程式の応用
フーリエ解析とz変換
(1)フーリエ級数,(2)フーリエ変換,(3)離散時間フーリエ変換,(4)z変換
参考図書:
貴家仁志,「ディジタル信号処理」(1章,3章,4章),オーム社(2015)
情報学基礎
(1) 集合・写像(集合の基礎,直積,写像,合成写像)
(2) 数え挙げ(順列・組み合わせ,重複,復元,二項係数)
(3) グラフ理論(グラフの分類と性質,木構造,有向グラフ,ネットワークフロー)
(4) 論理(命題論理,ブール表現,カルノー図,組み合わせ論理回路)

専門科目2(2問選択)

力学
(1)運動の記述,(2)ニュートンの運動方程式,(3)仕事とエネルギー,(4)運動量と力積,(5)振動,(6)剛体の運動,(7)解析力学
参考図書:
阿部龍蔵,「岩波基礎物理シリーズ 力学・解析力学」,岩波書店
電気回路
(1) 直流回路
(2) 交流回路(ひずみ波交流,三相交流を除く)
(3) 回路の諸定理(重ね合せの理,テブナン・ノートン等価回路,相反定理,Δ-Y変換,ブリッジ回路,整合)
(4) 2端子対回路(Y行列とZ行列,H行列,F行列)
(5) 過渡解析(微分方程式を解く一般的解法,ラプラス変換による計算法)
参考図書:
小澤孝夫,「電気回路を理解する」,昭晃堂
電磁気学
真空中の電磁気学を範囲とします.
(1) 静電界(電界,電束密度,電位,クーロンの法則,ガウスの法則,電界のエネルギー)
(2) 静磁界(磁界,磁束密度,ベクトルポテンシャル,ビオ・サバールの法則,アンペールの法則,磁界のエネルギー)
(3) 電磁力(クーロン力,ローレンツ力,仮想仕事の原理),電磁誘導(インダクタンス,ファラデーの法則)
(4) 電磁波(マクスウェルの方程式)
参考図書:
松原,坂口,山田,「工科系の電磁気学」,コロナ社,1章~3章,8.1, 8.2節
線形制御理論
(1) 線形システムの表現 (伝達関数表現, 状態変数表現,システム変換,線形系の解,可制御・可観測性,正準形)
(2) 安定判別 (安定条件,ラウス・フルビッツの判定法,リアプノフ関数)
(3) 周波数応答 (ボード線図,安定余裕, ナイキスト線図)
(4) フィードバック制御 (フィードバック変換,極配置,定常偏差,サーボ系, 最適レギュレータ, オブザーバ)
離散時間系,時間遅れ要素を含む系は出題範囲外とします.

平成30年4月

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