小学生向け体験イベント「リケコのすすめ」に北海道大学工学部がブース出展

小学生向けの理系体験イベント「理系の企業・大学のお仕事・研究体験イベント『リケコのすすめ』」(主催:経済産業省北海道経済産業局)がアリオ札幌で開催され、北海道大学工学部が出展しました。
イベントでは「さわって学ぼう!大地をデザインする川の流れ」と題した体験型ブースを出展し、工学研究院 土木工学部門の岩崎理樹 准教授が、川の成り立ちや水の流れが地形に与える影響などについて、わかりやすく参加者に伝えました。
工学部のブースには200名以上の子どもたちが訪れ、工学の研究を体験しました。
工学部のブースを担当した岩崎准教授は、河川などの自然環境中における水と土砂移動、それが作り出す自然地形、さらにそれら水にかかわる諸問題について研究しています。
本イベントでは、川の水の流れや、水が流れる道筋の形成過程を再現できる模型を会場に設置し、実験デモンストレーションを行いながら、川の流れと地形の変化について解説しました。

当日は、イベント開始直後から子どもたちが次々とブースを訪れました。
子どもたちは岩崎准教授と研究室の学生の解説を聞きながら、模型の中の水、砂に見立てたプラスチック粒子に触れて、自分の手でいろいろな地形を作り実験を行いました。
水量が多くなったときの川の形の変化、水が土砂を削り地形が変わっていく様子などを見ることができ、参加者はわくわくした表情で実験体験を楽しんでいました。
河川に関わる自然現象は人間の生活と密接に関連していること、河川の問題が暮らしに大きな影響を及ぼすことを未然に防ぐために、様々な調査・研究を行っていることを岩崎准教授が説明し、子どもたちだけでなく、周囲で見学していた保護者も工学の研究について理解を深めている様子がうかがえました。

今回初めての開催となった本イベントは、小学生の理系への興味を早期に育み、将来の進路、職業選択のきっかけを作ることを目的として開催されました。イベントタイトルの「リケコ」という言葉は「理系に興味を持つ子ども」を表しています。
道内で理系人材が活躍する大学や企業などの8団体がブースを出展し、それぞれの研究や仕事を体験できるプログラムを行いました。
イベントは11時から17時まで行われ、会場入り口では入場を待つ人たちが常に長い列を作るほどの盛況となりました。
工学部が出展したブースには200名以上の子どもたちが訪れました。川と地形が変化していく様子を見つめる子どもたちからは「すごい!」と歓声が上がり、今回のイベントへの参加が、理系分野・工学の研究の楽しさに触れる経験となった様子でした。
多くの皆さまにご参加いただき、北海道大学工学部にとっても大変貴重な機会となりました。


開催概要
【日時】2026年2月11日(水・祝)11:00~17:00
【場所】アリオ札幌 1階 ハーベストコート
【対象】北海道内の小学生
【主催】経済産業省北海道経済産業局
【協力】(株)アドバコム、工学女性増加プロジェクト「We are Engine.」実行委員会、北海道発明工夫教育連盟
