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「光技術のすごさを伝えたい」

写真:野澤さん

情報エレクトロニクス専攻 先端エレクトロニクス講座
光エレクトロニクス研究室 修士課程2年

野澤 仁(富山県富山市出身、2012年度入学)

私が所属している光エレクトロニクス研究室では、光メモリ、光通信、光計測などの様々な光技術について研究しています。具体的には、ブルーレイディスクの何百倍もの記録容量をもつ光メモリの研究や、光ファイバー1本で送れる通信容量を数十倍にする光通信技術に関する研究が行われています。

私は、これらの中でも「物体の三次元情報を瞬時かつ繊細に計測することができる光計測技術」について研究しています。光計測技術には、測定対象に触れる必要がなく、また対象を破壊することもないという特徴があるため、標本の観察を行う生体分野や製品の欠陥を探る産業分野などで注目されています。光計測技術にはいろんな手法があるのですが、私はデジタルホログラフィという手法に着目しています。この手法は、ホログラフィという物体の三次元情報を光の性質を用いて記録する技術と、コンピュータでの高速計算を組み合わせた手法です。この手法は原理上、高速かつ高精細に物体の三次元情報を計測することが可能なのですが、現状では高速と高精細の両方を満たすのが難しいです。そこで、私は両方を満たすことのできる光計測手法についての研究を行っています。

研究の成果は、国内外で開かれる学会で発表します。内容が秀逸なら、論文誌に投稿することや、特許として申請することもあります。私も、去年、東京での国際学会に参加させてもらいましたが、様々な地域の研究者の方と意見交換をすることができ、非常に良い経験になりました。

私たちの研究室は別の大学から来た方が多く、その内二人は中国から来た留学生です。その影響からか、非常に個性の強い方が多く、毎日刺激を受けながら研究に励んでいます。また、研究以外でも研究室全体でジンパや飲み会を開いたりして和気あいあいと日々生活しています。最近では、土日の休みを利用して登別に温泉旅行に行ったり、ボーリング大会を行ったりとイベント盛りだくさんな研究室になっています。

東京の国際学会でのポスター発表の様子
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中国人留学生の趙君の歓迎会での集合写真
東京の国際学会でのポスター発表の様子
中国人留学生の趙君の歓迎会での集合写真