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ロボットと一緒に暮らす未来に向けて

写真:辻本さん

複合情報学専攻 複雑系工学講座
混沌系工学研究室 修士課程1年

辻本 愛(北海道滝川市出身、2013年度入学)

混沌系工学研究室では、人とコンピュータ(擬人化エージェントやロボット)とのインタラクションを中心に生体情報学、音楽情報学、情報統計力学など、幅広い分野で研究活動を行っています。

近年、情報科学の発展により、ペットロボットやお掃除ロボットなどが一般家庭に普及し始め、私たちにとってロボットが身近なものに感じられるようになってきました。

私たちの研究室では、ソフトウェアとハードウェアのそれぞれの側面からインタラクティブシステムの研究を行っています。私は、今後ロボットがより身近な存在になっていくと考え、人とロボットとの関係性に着目し、研究を進めています。

具体的には、人と複数のロボットとの円滑なインタラクションを構築する研究を行っています。ロボット-ロボット間のインタラクションが、それぞれのロボットに対する人の印象にどのように影響を与えるのかについて、バランス理論を用いて実験を行っています。バランス理論とは、人における3者間の対人関係の理論です。この研究では、人-ロボット間においても、バランス理論が成り立つことが示されました。

また、その他のロボットの研究では、人同士が会話を行っていることや、グループで行動していることなどを検知し、会話やグループ行動を妨げないように行動する「空気を読む」ロボットや、ロボットの行動がユーザに与える影響を調査する研究などが行われています。

ロボット以外にも、AR(拡張現実)や生体情報を用いたスマートフォンのアプリケーションや、金融市場や地価相場のシミュレーションなど、多様な研究が行われています。

研究室では、週に一度行われる全体ゼミや有志で行われる学生主体の進捗報告、指導教員とのミーティングで議論を重ね、国内外の学会で発表しています。またジンパや飲み会、合宿などのイベントが1年を通じて行われます。学生部屋でも研究の議論のみならず雑談や鍋パーティが積極的に行われ、楽しく研究に励むことができる環境が整っています。

実験の様子(2体のロボットのインタラクション)
合宿での集合写真
2体のロボットのインタラクションの実験
合宿での集合写真