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目で見て楽しむCG研究

Pic:鈴木 りえるさん

情報科学専攻メディアネットワークコース 情報メディア環境学研究室
修士課程2年

鈴木 りえる(北海道苫小牧市出身、2019年度入学)

 コンピュータグラフィックス(CG)は、映画やゲーム、広告など多くの分野で欠かせない技術です。CGとは、コンピュータを使って画像や映像を生み出す技術で、その歴史は1960年代までさかのぼります。当時は科学技術や工学分野などで使われていましたが、今ではエンターテインメントの分野でも急速に進化を遂げ、私たちの日常の中に深く溶け込んでいます。

 CGの魅力は、何と言ってもその自由度と創造性です。実写では難しいシーンやキャラクターも、CGなら自由に描けるので、アイデア次第でどんな想像の世界でも形にできます。このため、クリエイターにとってCGは表現の幅を広げる重要なツールであり、新しい映像体験を提供する手段としても欠かせない存在です。

 私が所属している情報メディア環境学研究室でも、CGを使った画像や映像制作、さらに音声処理に関する研究を行っています。私の研究テーマは、CG制作のクリエイターの負担を軽くするための「画像補間」に関する手法です。特に高品質な作品ほど、CG制作には膨大な作業が必要で、細かな調整や修正も多くなります。そこで、あらかじめ設定を少しずつ変えた画像を複数用意し、それらをつなげる「補間」を使うことで、さまざまな見た目を持つ画像や、その画像の作り方をクリエイターに提示できるようにすることを目指しています。この手法を使うことで、クリエイターが効率よく理想の作品に近づける手助けができればと考えています。

 研究生活についても紹介します。研究は基本的に先生と二人三脚で進めます。学生はプログラムを書いたり、実験やデータの分析を行ったりし、成果が出たら論文を書いて発表します。先生とは週に1回のミーティングで進め方を相談し、論文のチェックや発表練習も手伝ってもらいます。

 研究は自分のノートパソコンだけで進められるので、自宅で作業することも可能です。これによって、他のメンバーと仲良くなれないのではないかと心配する必要はありません。

 研究室メンバーとは週1回のゼミで顔を合わせていて、ゼミの後には、学年関係なく話したり、みんなでSwitchのゲームをしたり、共通のゲームが好きな人と休日にゲームをすることもあります。最近は競技クイズに夢中なメンバーもいて、気軽に楽しい交流ができる環境です。ゲームや音楽が好きな人には特に楽しめる研究室だと思います。

 興味を持ってくれた方はぜひ、一度本研究室のホームページをご覧になってください。CGに興味がある人はもちろん、視覚的に面白い研究をしてみたい人も、一緒に研究してみませんか?

写真:学会発表中の様子 写真:学会発表中の様子
写真:学会発表中の様子