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2023年の年頭にあたって

謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルスの複数の変異株が発生し、感染拡大をもたらしました。多様な症状や、重症化・感染力などは従来との違いが報告され、私たちの生活は新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」へと変化しました。本学における学部授業は対面を原則として本来の教育環境を取り戻し、本学院・研究院においても、教育や研究の新たな環境を作り上げて参りました。皆様にはご理解、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

世界のデジタル化が益々加速し、我が国でも様々な施策が打たれました。特に、2021年度に政府が設けた、博士課程に進学する学生の生活費を支援する新制度が、昨年本格始動となりました。大学を通じて博士課程学生に生活費と研究費が支援されるものですが、本学院においても、多くの学生が支給を受けています。また、日立製作所やニトリ社など、民間企業の皆様からも奨学金をご提供頂き、心から感謝申し上げます。

また、政府により、専門的なデジタル知識・能力を有し、デジタル実装による地域の課題解決を牽引する人材を、2026年度までに230万人育成するという具体的な数値目標が示されました。文部科学省においても、高度情報専門人材の確保に向けた機能強化支援を発表しています。2023年は、当研究院で行う研究・開発領域へのニーズが益々増加し、本学院が輩出する人材への期待は、以前にも増して大きく高まることでしょう。昨年度より、本学院の修士課程学生定員も増え、より多くの優秀な学生を受け入れることができるようになりました。高度情報専門人材の輩出に貢献するよう、教員・職員一丸となって前進して参ります。

さらに、本年は研究院に設置の国際協同センター(CCB:Collaborative Center for Big data and IoT)が、先端融合研究の社会実装に向けて具体的な活動を開始致します。これまで培ってきた海外大学との連携を基盤として、情報科学の研究をより大きな領域に発展させるよう努めて参ります。そして、民間企業の皆様や地方自治体の皆様とも連携することで、未来社会の創造を目指します。2023年も本学院・研究院は、益々発展するよう「新しい様式」を作り上げ、前進して参りますので、引き続きご支援の程よろしくお願い致します。

最後に、皆様方のご多幸を祈念致しますとともに、今後とも情報科学院・研究院の活動にご協力、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年元旦

北海道大学大学院 情報科学院長/情報科学研究院長
長谷山 美紀

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