山下倫央准教授他が第9回インフラメインテナンス大賞内閣総理大臣賞を受賞
情報理工学部門山下倫央准教授およびシステム情報科学部門金井理特任教授が、第9回インフラメインテナンス大賞内閣総理大臣賞を受賞され、1月20日(火)首相官邸2階大ホールにおいて表彰式が挙行されました。
表彰式の様子は下記よりご覧いただけます
https://www.gov-online.go.jp/press_conferences/chief_cabinet_secretary/202601/video-306816.html
尚、本取組の概要は下記のPDFよりご覧いただけます
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/maintenance/03activity/pdf/09_01.pdf
山下准教授のコメント
この度は、第9回「インフラメンテナンス大賞」内閣総理大臣賞という大変栄誉ある賞を賜り、誠に光栄に存じます。本賞は、我が国のインフラメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、その発展と普及を促進することを目的とするものです。また、本内閣総理大臣賞は、国土交通省、経済産業省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、環境省及び防衛省から選出された候補の中から、さらに最も優れた一件として選ばれるものであり、このような意義ある賞において本取組を評価いただきましたことを大変嬉しく思います。
本取組は「豪雪地の交通インフラ維持を図る除雪支援の取組」と称するものであり、株式会社堀口組を中心に、北海道大学大学院情報科学研究院、株式会社環境風土テクノ、株式会社建設IoT研究所と連携し推進してまいりました。産学が一体となり、それぞれの知見と技術を融合することで、現場ニーズに即した実用性の高いシステムの構築を実現できた点が、本取組の大きな特徴です。
本取組では、AIやIoT技術を活用し、自治体や現場技術者の皆様との密接な連携のもと、気象情報や画像データ、各種センサデータを統合的に活用することで、従来は経験や勘に依存していた除雪出動判断の客観化・高度化を実現しています。これにより、出動の適正化による作業効率の向上や無駄な出動の削減によるコスト低減、さらには現場の負担軽減と安全・安心の確保への貢献が期待されます。
また、本技術は他地域への展開や、道路維持管理をはじめとする他のインフラ分野への応用も見込まれており、今後の更なる社会実装の拡大が期待されます。本成果は、多くの企業・研究者・現場関係者の皆様のご協力のもとで実現されたものであり、ここに心より感謝申し上げます。
今後も、本受賞を励みに、基礎的研究の深化と実社会への応用の両立を図りながら、人工知能技術および情報通信技術を通じた社会課題の解決に一層貢献してまいります。
システム融合学分野 知能ロボットシステム研究室・特任教授
博士(工学) 金井理
複合情報工学分野 調和系工学研究室・准教授
博士(工学) 山下倫央
