本コースは,8つの研究室(2つの基幹分野)と2つの連携分野によって構成されています。
・システム創成学分野:
システム制御理論,ディジタル幾何処理工学,ヒューマンセントリック工学,システム環境情報学
・システム融合学分野:
電気エネルギー変換,電力システム,電磁工学,知能ロボットシステム
・連携分野:
リモートセンシング情報学,デジタルヒューマン情報学
当コースではより幅広い視野と関心を持つ人材を大学院で育成するため,下記の特色ある分野構成とカリキュラムをもっています。
・「連携分野」:
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)および産業技術総合研究所に所属する研究者が客員教員となり,リモートセンシングやデジタルヒューマン技術のような社会との結びつきの強い教育や研究を行っています.希望すれば,修士・博士研究の一部をこれらの機関で行うことも可能です.
・「イントロダクトリセミナー」:
修士1年生が他研究室の教員指導の下で簡単な実習・実験を行うことで,自身の専門分野以外の技術も研究室の垣根を越えて学べます.
・「フリートピックトーク (FTT)」:
コース教員や外部講師による最新研究トピックを聴講することで,各分野の研究最前線や動向などの幅広い知識を得ることが可能です.
・「中間発表会」:
毎年12月に,修士1年生,博士1,2年生が研究成果をポスター発表し,他研究室の教員や学生と交流・討論を行います.
本コースでは各研究室で特殊な実験設備を備え,世界と戦える研究実施体制を整えています。
・四輪車両ロボット&ドローン
・3次元レーザスキャナ
・サイバーフィールド研究環境,ディジタルがれきフィールド
・インピーダンスアナライザ,光アイソレーションプローブ,高周波アンプ,3Dプリンタ
・ヒューマノイドロボットHRP2,高速ロボットハンド,光学式モーション・キャプチャ・システム
本コースでは,毎年4月上旬に大学院進学者向けのコース説明会を実施しています.
本コースの紹介と入試説明に加え,高専や他大学から入学した本コース先輩たちとの談話会,各研究室の雰囲気や研究について詳しく知ることができる個別紹介・相談会を用意しております.お気軽に参加ください.
修士課程の入学入試は,8月に第1次募集,2月に第2次募集を実施します。それぞれ一般入試と外国人特別入試が実施されます。
博士後期課程の入学入試も,8月に第1次募集,2月に第2次募集を実施します。博士後期課程入試では,一般学生,社会人,外国人留学生に対して同一の日程で試験が行われます.
専門試験科目には出題範囲があります。
また,本学院の修士課程入学試験では,出願時に提出のあった本学院指定の外国語外部試験(TOEIC/TOEFL)のスコアをもって外国語試験の成績として判定いたします。
大学院における研究生活には,所属する研究室と指導教員の選択が重要です.指導教員は,大学院生が行う研究テーマの決定,関連研究調査,研究の進め方,研究結果の評価,研究成果の発表,学位論文の作成など,研究全般にわたって指導を行う教員です.
過去7年間の修士課程の合格者/受験者数/学外合格者の出身大学・高専などの合格者実績情報を公開しています。学内からの受験者が特に有利という訳ではありませんので,他大学や高専専攻科からの積極的に受験をお待ちしております。
本学院または本コースでは様々な経済的支援および表彰制度を実施しています。奨学金による生活費支援や在学時の業績による奨学金の免除の他,研究活動費の支援もあります。特に,博士後期課程進学者には様々な生活費支援の奨学金(返済不要)が学院より支給される制度があります.
民間・地方自治体等奨学団体奨学金情報についてについて詳しく見る
随時変更が入る場合がありますので詳細については学院にお問い合わせください.
電気制御システムコース・システム情報科学コースの卒業生は,産業界の幅広い領域で製品の研究開発やシステムの設計・運用などを行う技術者・研究者として活躍しています.求人は景気の動向に左右されず安定しています.
過去の修士論文/博士論文の題目を公開しています。本コースで実際にどのようなテーマを研究しているのかイメージすることができます。
上記以前の題目はこちら(学院Webサイト)で年度とコースを指定して閲覧ください.
本コースについて知りたい情報があれば広報担当(下記メール)や教員に遠慮なくお問い合わせください.
コース広報担当:ssiadviser_staff(at)ssi.ist.hokudai.ac.jp